親が実家で1人で暮らし続ける場合、考えるべきこととは?
実家に親が1人で暮らしている場合、
病気になったり、
介護が必要になったりしたらどうするか?
そんな心配をされている
アラフィフ世代の方は多くいることでしょう。
人それぞれ様々なケースはあるでしょうが、
大別すると二つに分かれます。
◉実家でそのまま、
人の協力を得ながら暮らす。
◉実家を離れ、
人の協力を得られる場所で暮らす。
本日は、前者の
「実家で人の協力を得ながら暮らす」
場合について考えてみます。
実家でそのまま暮らす場合、
最も心配なのは、
病気になったり、
怪我をしたりした時の対応です。
いつも誰かが
そばにいるわけではありませんので、
平時、緊急時とも、
安否確認できる対策はしておきたいですよね。
平時の対応としては、
訪問介護ヘルパーの方や
行政の高齢者担当の方などに、
定期的に訪問、連絡してもらい、
安否を確認してもらうなどが考えられます。
自分でできることであれば、
親へ毎日・定時に電話することも、
有効な安否確認の方法です。
緊急時の対応としては、
センサーやセキュリティ、
安否確認システムなどを設置して、
異変が感じられた場合に
駆けつけてもらうなど考えられます。
家自体のことを考えるなら、
実家で過ごすことになるので、
すぐに空き家になることはありませんが、
長期的に住むことを考えた、
実家のメンテナンスは必要です。
事故や災害被害が起こらないように、
古い設備の交換や屋根・外壁の塗装
といった改修工事であったり、
段差をなくしたり、手すりを付けたり、
高齢の親が生活しやすく、
転倒など家の中での事故が起きないような、
介護リフォームも必要でしょう。
言い換えると、
実家で安心して長く暮らすために、
家にかける費用もかかってくる、
とも言えます。
高齢の親の生活を
支援・見守りする体制づくりと、
安心・安全な生活空間にするための
実家のメンテナンス
この二つが、
実家で親が1人で住み続けるためには
必要なことです。
次回は、
親が実家を離れて暮らす場合について、
お伝えしますね。