「入札」も実家の売り方の一つです。
昨日、仲間の不動産業者から、
昭和20年代築の空き家情報が
入ってきました。
自宅近くの空き家だったので、
早速、見に行ってきたところ、
それなりに老朽化していましたが、
適度にメンテナンスはしていたようで、
築年数の割には、
まだまだ住めそうな家でした。
そんな古い家を、今回は、
「入札」方式で売却すると、
仲間の不動産業者から連絡を受けました。
「入札」での売却は、
特段珍しいものではありませんが、
実家を売却する手段の一つでもあるので、
ご説明したいと思います。
入札とは、読んで時の如く、
「札を入れる」ことを言います。
ネットオークションなどでも
よく目にする言葉だと思いますが、
何か物を売ったり、受注先を決める際、
希望者それぞれから条件を出してもらい、
その中で最も良い条件のものを選ぶ、
というのが、一般的な入札制度です。
例えば、公共工事の受注先を決めるのに、
その工事を受注したい業者に
見積もり金額や工事条件を出してもらい、
最も適切な工事条件を出した業者に決める
といったように、
取引の公平性・透明性が図られる
メリットがあるため、
メリットがあるため、
様々な取引で
入札制度は利用されています。
不動産売却での入札とは、
売却したい物件に対して、
その物件を購入したい人から、
購入希望価格・条件を出してもらい、
最も良い売却条件をつけた人に売却する
というものになります。
簡単にいうと、
「一番良い条件で買ってくれる人を募る」
ということです。
この入札方式は、
実家の売却の際に利用することも、
可能ではあります。
ただ、現実的には、
入札で実家を売却するケースは
それほど多くはないと思います。
それほど多くはないと思います。
次回は、その理由について、
入札のメリット、デメリットを踏まえて
お伝えしますね。