売れない、貸せないと断言する人は、空き家対策には向いていません。
10月以降、下半期に入り、
人事異動や新規事業開始だったりと、
初めてお会いする方と多く話します。
ZOOMや電話での会話が多いので、
無駄な移動時間がなくなり、
打ち合わせなどに使う時間が
増えたことも大きいでしょう。
初めてお会いするので、
お互いに自己紹介をするわけですが、
その時私は、
「地方の古い一戸建てを
売ったり、貸したりしています」
と伝えています。
様々な業種の方とお会いしますので、
私の自己紹介も業界ごとに捉え方が違い、
勉強させていただくこともよくあります。
そんなお会いする人の中には、
不動産に関わる人も多くいます。
不動産業者はもちろん、不動産業者以外で、
土地や建物を利用して事業をしている人も
多くお会いします。
そういった方に、
地方の家を扱っていると伝えると、
「売れないでしょ!」「絶対無理!」
「どうしようもないね」
と、開口一番、
最初から言い切ってくる人が時々います。
まあ、人それぞれの考え方なので、
それは決して否定はしませんが、
こうした人たちと
シゴトやビジネスをすることは、
ほぼないですよね。
売れない、貸せないと言っている人達は、
過去の状況や今現在の状況で
判断しているんだろうと思います。
それは当然のことで、
自身の経験や生活の中から、
導き出した意見なのでしょう。
それは私も同感ですが、
空き家をどうにかしたい!
空き家を活用したい!思うなら、
もっと未来志向の考えが欲しいですよね。
コロナで日常生活が変わり、
GOTOキャンペーンで
地方への移住、地方活性化が注目され、
ロボットや自動運転の車などの
開発が進んでいる今、
人のニーズは変わってきたのですから、
過去の経験値や相場観は通用しないと
私は考えます。
今この地域で何が問題になっていて、
いつ、どうすればその問題を解決し、
住みやすく、にぎやかになるのか?
そのために、空き家をどう利用できるのか?
それを考えることが大切だと思います。
確かにすぐには、
売れそうにない、貸せそうにない
空き家が多いのは事実です。
今までの常識ではどうにもならないので、
そうなっているのですから、
その地域に空き家が貢献できることは何か?
を考えて、
空き家活用は考えていきたいですね