災害対策も「移住」の理由です。
昨日のネットニュースで、
橋下徹氏がテレビ番組で
豪雨災害対策についてお話しされていたことが
掲載されていました。
その中の一つに、
「危険な場所に住まない、住まわせない」
ということが挙げられていました。
お話し全体のうちの1フレーズですが、
私はとても気にかかりました。
橋本氏も触れていましたが、
今は50年に一度の雨とか、
滅多に起こることがないような災害が、
頻繁に起こっている時代です。
今まで災害がなくて、安全で住みやすい、
と言われていた街が、
記録的な台風や豪雨で、
被災したところがいくつもあります。
各行政が災害対策を進めていても
被災規模が大きくなっている
今の状況から考えると、
災害対策にも限界はあるように感じます。
であれば、
「災害が少ない場所に移住する」ことが、
もっとも有効な災害対策の一つとも
言えるのでしょう。
毎年のように発生する、
記録的な雨や台風だけでなく、
東日本大震災級の地震も
近い将来に発生すると言われている今、
100%安全な場所などないのでしょうが、
地形的に危険な場所から離れるだけでも、
大きな災害対策にはなります。
土砂や津波の災害警戒区域など、
不動産の売買や賃貸の契約前に説明する
重要事項説明書を確認したり、
浸水想定エリアや、活断層、地盤の強弱など、
インターネットで調べたりして、
一定の災害が発生しそうな場所は
予測がつきます。
そういった場所から移住する受け皿として、
空き家が活用されることも、
今後一層、増えていって欲しいものですね。