【リノベーション工事】コスパをどこまで求めるべきか?
連日の新型コロナウイルスのニュースで、
日を追うごとに厳戒・緊急の報道が
なされていますが、
とうとう北海道では、
緊急事態宣言が出されました。
世界中で感染が広がっている中、
万全には万全の策として、
考え抜いた結論だと察します。
その判断が、事態収束に向かうことを
強く、強く願うばかりです。
東京周辺も厳戒態勢ではありますが、
実家の空き家対策として関わる情報は、
メルマガ、ブログで、今まで通り、
できる限り発信していきたいと思います。
さて、本日は、
先日退去手続きを終えたマンションの
リノベーション工事の打ち合わせでした。
年度替わりで、最も人が動くこの時期、
賃貸募集を始めるには、
最高のタイミングですが、
築30年が過ぎ、
間取りも今のニーズに合わなくなり、
この退去のタイミングで、
リノベーション工事を行うことにしました。
事前にプランをいくつか、
工事業者に提案してもらい、
オーナー様にも
その中でどのプランで進めるか?
検討していただいていました。
今の間取りはトイレとお風呂が
一体になっているため、
最低限、
トイレとお風呂を別のする工事は行い、
そこからエリアのニーズに合わせて、
間取りの変更、設備のグレードアップなど、
検討しました。
このマンションは、
都内でも知名度のある駅から
徒歩5分圏内であり、
いわゆる人気エリアの一つです。
周辺には多くの賃貸物件があり、
これらの物件から選ばれるためには
どうしたらいいのか?考えました。
部屋の中を全て解体して、
間取りから設備から全て変更する
フルリノベーションにすれば、
それは入居される人にとって、
一番喜ばれる形ではあるでしょう。
しかしながら、
それだけの費用をかけて、
はたして賃料はどのくらいになるのか?
そもそも、
それだけのリノベーションを求める、
ニーズがこのエリアにあるのか?
そして何よりも、
オーナー様の今後のライフプランを考え、
どのくらいまで
今回の工事にお金をかけられるのか?
要するに
「コストパフォーマンス」
をどこまで求めるのか?
ということが大切になります。
結論としては、
今回のリノベーションでは
トイレとお風呂を別にする工事のみを
行う方向で進めることになりました。
これが現在考えられる中で、
コストパフォーマンスがより高いと
判断しました。
では、なぜこの工事内容に決めたのか?
次回、それはお伝えしますね。