空き家を学校にしたい!〜空き家が学校に適している理由とは〜
最近よくいただくご相談で、
空き家で学校をつくりたい!
というお話があります。
学校といっても様々で、
・海外の学校教育を日本に取り入れたい、
・音楽教室をやりたい、
・図書館を増やしたい、など、
今の学校教育に変わるのものから、
課外授業的な内容まで、
幅広く学校を捉えています。
そのためにに空き家を利用するのは、
確かに良い選択だと思います。
学校を開校するのに、
空き家が適している点は、
地域内でコミュニティをつくれる
ことにあると思います。
都市部、地方部関係なく、
その学校の目的に沿った立地を求めるので、
駅に近いとか、交通の便がいいとかは、
最重要でないことも多くあります。
また、
学校が地域のコミュニティの中心になり、
街に活気も出てくることでしょう。
超高齢化社会と言われる中、
街を歩いていても高齢者が目立つ街中に、
将来を担う子供たちの声が飛び交うのは、
喜ばしいことです。
もちろん、
そうではないと考える人も多くいます。
・今まで静かだったところが騒がしくなる、
・子供のいたずらに困る、
・子供たちの安全を気にしなければならない、
など、学校が近くに来ることを
受け入れたくない人もいることでしょう。
しかしながら、
少子超高齢化社会の今、
次世代のために明るい未来を創り出すことは、
私達世代の
大きなミッションではないでしょうか?
時代とともに、
人も、ライフスタイルも、変わります。
私達世代が、
「う〜ん。。」と考えてしまうようなことも、
今の子供達にはごく日常のことなのです。
その今の子供達にあった学校を
地域に作っていくことは、
国や行政の空き家対策だけではなく、
将来の日本を背負っていく子供達を
育てることにもつながることでしょう。
空き家の目先の活用だけでなく、
日本の将来を見据えた空き家活用も
我々世代は考えていきたいところですね。