ラグビーW杯から想う、日本の空き家対策が目指すこと
昨日からラグビーW杯が始まりましたね。
初戦の開幕戦、日本はロシアに勝利!
幸先のいいスタートでした。
自分もリアルタイムで見ていましたが、
前半リードされながらも、
見事な逆転勝利で、
本当にエキサイティングでしたね。
これからさらに強豪国との対戦が
控えていますが、
何としても勝ち上がって、
ベスト8に進んで欲しいと願っています。
さて、その日本代表選手の顔ぶれですが、
名前や容姿から、
日本代表とはいえ、日本人でない?
と思った人もいるのではないでしょうか?
私もそう思った一人です。
これはラグビー特有の代表選出の基準があり、
以下の一つを満たしていれば、
日本代表になる資格はあるそうです。
・その選手が当該国・地域で生まれたか、
両親、祖父母のうち1人が生まれている。
両親、祖父母のうち1人が生まれている。
・その選手が36カ月継続して、
あるいは通算10年にわたり
当該国・地域に居住している。
あるいは通算10年にわたり
当該国・地域に居住している。
(継続居住期間については
2020年末から60カ月に延長予定)
日本に帰化された選手もいますが、
国籍は関係なく、
他国籍の選手もいるそうです。
この選考基準には何ら異論はありませんが、
私が思ったのは、
こうした他国籍の外国人との
生活やコミュニティ、チームが、
これからもっと
日本のスタンダードになっていくんだろう
ということです。
すでに日本には多くの外国人が
住んでいますし、
日本を訪れる
外国人も年々増えていって、
外国人が身近にいる風景が
当たり前になってきました。
「外国人がいる」「外国人が住んでいる」
ということだけではなく、
外国人が、
日本の文化に溶け込み、日本の心を持って、
日本人として、日本のために活躍し、
日本の将来を担っている、
そう自然と感じられるシーンが
日常生活でも多くなってきていたように
私は想います。
今日本では、
外国人の移住や訪日を
国全体でアピールしていますが、
空き家対策のため、
人口減少に歯止めをかけるため、
働き手を確保するため、
といった現実的な
日本の問題解決ばかりではなく、
外国人が日本を想う気持ちも、
しっかり受け止めることも
必要だと思います。
言葉や文化の違いで、日本人との関係が
うまくいかない外国人も多いですが、
日本人より、
日本の心を持っている外国人
も多くいます。
ラグビー日本代表のように、
国籍を問わず、日本人と外国人が、
当たり前に、力を合わせて暮らしていく、
そんな日常になっていくことが、
空き家対策が目指すところの一つかと、
私は想います。