【トラブル回避】お隣の生垣が伸びてくる前に
GWがすぎ、
日に日に初夏を感じられるように
なってくるこの時期は
植物の成長も加速していく
時期でもあります。
生垣もその一つで、
だんだん枝木が成長してきて、
立派な「植木の壁」に
仕上がっていくのも早い時期です。
私が管理している家の隣にも、
何十年も前から生垣があるのですが、
その生垣のことで、
先日、借り手から相談がありました。
話を伺うと、
隣の生垣の枝木が伸び、
境界線からはみ出ていて、
車の出し入れに影響があるので、
どうにかならないものか?
ということでした。
自分の敷地の草木や植木が伸びて
隣に迷惑がかからないように、
定期的に草むしりや剪定するのは、
空き家対策として、
多くの方が実施していることですが、
隣の草木や植木が敷地の境界からはみ出て、
自分の家を利用している人に
支障が出てくることも、困ったことです。
今回のご相談については、
隣の人とも面識があったので、
事情を話して、
借り手が生垣を剪定することで
了承していただきました。
幸い大きな問題になることは
ありませんでしたが、
自分がしっかりと
空き家の管理や有効活用をしていても、
隣地側の維持管理に問題があることも
少なくはありません。
隣地との人間関係が良ければ、
大きな問題になることは
少ないでしょうが、
そうでない場合は、解決するのにも
相当の時間と労力を割くことも
覚悟しなければなりません。
実家の親の代は隣人と良好であっても、
自分たちの代になったら、
近所付き合いが無くなったなんてことも
よくある話です。
そうなると、
隣地側に非があったとしても、
話に応じてくれるかどうかもわかりません。
今回のように、
隣から草木や植木が越境してくることは
よくあるケースです。
トラブルを回避するためにも、
隣人との人間関係は
良好にしておくべきですが、
面識がないとか、
取っつきにくいといった隣人でも、
万が一の時のコミュニケーションが
取りやすくなるように、
心掛けておきたいものですね。