平成自分史を振り返える〜私が起業した理由〜
昨日は
私が会社員を辞めた理由について
お話ししました。
営業成績が振るわなかったといえば
それまでですが、
それが何故なのか?
は今となってはよくわかります。
それは、
ノルマという意識に追われ、
自分のことばかり考えていたからです。
家を購入しようとしている
お客様の立場になって、
そのお客様が何を望んでいるのか?
何を不安に思っているのか?
本気で考えていなかったからです。
決してお客様の気持ちを
考えていなかったわけではありませんが、
自分の営業成績のために、
それを考えていたにすぎません。
「お客様の立場になって、
お客様の気持ちが
わかるように」
と新卒で就職した会社の社長に言われた
言葉の本当の意味を、
この時初めて感じた思いでした。
会社を辞めなければ
ならなくなったものの、
別の不動産会社に行ったとしても、
ノルマとか、成績とか、
常に意識してるようでは、
本当のお客様の立場に立って
考えられないだろう、と思い、
自分で起業する道を選びました。
会社名の「ほそい住宅FP」のFPには、
ファイナンシャル・プランナー
(Financial Plannner)と、
フレンド&パートナー
(Friend&Partner)
の2つの意味の言葉の頭文字をとりました。
これは
お客様の立場にたって、
お客様が望む資産をつくるための
パートナーになる!
という意味を込めています。
誰がどんなことに悩み、望んでいて、
そのために何が必要なのか?
どんな力になれるのか? を、
本気で考えて行動することを信念として、
会社を立ち上げました。
会社を立ち上げてからは、
マイホーム購入や自宅売却といった、
会社員で行なってきた業務に加え、
競売サポート、借地整理、不動産投資、
住宅ローンコンサルティングなど、
ご依頼をいただいたお客様の困りごとを
お客様が望む形で解決できるように、
新しい分野でも、
本気で、積極的に取り組んできました。
そして、
このブログでお伝えしている
「実家の空き家対策」という、
同世代の人たちが、
どうすべきか悩んでいる分野に
たどり着きました。
今、実家のことで、
どんな悩み事があるのか?
これからどうしていけばいいのか?
私が持っている知識や経験、
日々の情報収集、業務・提案などが
どう役に立てられるのか?
を毎日考え、
自分も将来の実家のことを考える
当事者の一人として、
実家のことで悩む人と、
同じ立場にたって書いています。
平成の時代に起業したことは、
誰のために、何を本気でできるのか?に、
遅かりしも気づくことができ、
私にとって、大きな、大きな、
人生のターニングポイントとなりました。
令和まであと2日、
令和の時代に
自分は何をすべきなのか?
実家の空き家対策として
何をすべきなのか?何ができるのか?
令和への想いを、
明日はお伝えしたいと思います。