【東日本大震災から8年と4日】今の時代に生きる自分が、やるべきこと
未曾有の災害である
東日本大震災が発生してから、
8年と4日が経過しました。
あの忌まわしく、
自然の恐ろしさと人の無力さを
嫌が応にも感じざるを
得なかったあの日。
今一度、
自分の想いを振り返ってみます。
地震発生時、
私は東京都内で
売却物件の調査に行っていました。
地震発生直後は、
今まで感じたことのない
揺れの大きさに焦りを感じ、
あまりにも大きな揺れに
立っていることができませんでした。
日が経過するごとに、
各地の被害の様子がわかってきて、
この地震の深刻さが、
深まっていったのを覚えています。
地震が発生してからは、
各地で震災の2次被害が発生し、
千葉や埼玉でも
甚大な被害が発生しました。
私も埼玉の被災地に、
被災者の関係者と共に訪れましたが、
軟弱な地盤が災いして、
道路には亀裂が入り、
各家のカースペースは壊れ、
時間の経過とともに
家の傾きが変わっていくなど、
甚大な被害の状況を
目の当たりにしました。
この頃は、
空き家問題について、
今ほど注目されていなかった頃と
記憶していますが、
この震災によって、
被災地をはじめ、
各地で老朽化した古い家が、
ことごとく壊れ、
古く放置された空き家や
老朽化した家が問題になる
大きな契機にもなったことと思います。
あの地震発生の日から現在まで、
被災地はもちろん、日本全国で、
被災地復興と未来の日本のための
諸施策が続いています。
各地で復興が進んできてはいるものの、
震災の終わりは、まだまだ見えず、
本当に復興したと言えるまでには、
まだまだ相当の時間が
かかるものと思います。
メディアで、
被災地の現状や、
未だ行方不明の家族がいらっしゃる方々の
様子などを目にして、
自分がやるべきことは何か?
自分ができることは何か?
考えることが度々あります。
具体的に何をどうするかは、
いろいろなことがありますが、
一つ言えることは、
私たちには、
この未曾有の災害を経験したことを
風化させず、
安全で、明るい未来を語れる
日本にするために、
この経験を活かす義務がある
ということです。
日本は経済が破綻するとか、
海外の方が暮らしやすいとか、
日本は衰退していくとか、
これからの日本を後ろ向きに捉える
記事や発言が、
メディアや身近なところで、
聞くことがありますが、
私は全くそうは思いません。
次の世代に引き継がれる、
輝ける日本を創ることが、
私たち世代の大きな志明であると
私は思っています。
自分ができることは、
ほんのわずかなことにすぎない
かもしれませんが、
地震の犠牲になった方々の命を
無駄にすることなく、
次の世代に、
輝ける未来を引き継げるよう、
これからも
尽力していきたいと思います。