東京オリ・パラ前に、実家を売るかどうか、私はこう考えます。
今年は
東京オリンピック・パラリンピックの
前年ですが、
東京オリ・パラに向けた準備も
着々と進んできていますよね。
各地、各業界とも
本格的な準備が、目に見えて
感じられるようになってきました。
不動産についていうと、
東京オリ・パラが決まった頃から、
不動産相場は上がり傾向で、
感覚的には、
今は少し収まった印象があります。
このような時期に、
実家を売ろうかどうか?
迷われている人もいるかと思います。
売った方がいいか?
それとも、
もう少し様子を見た方がいいか?
人それぞれご判断の基準はあるはずです。
私の意見をお伝えするならば、
東京オリ・パラを控えた
この時期を気にして
実家を売ることで悩まれているのなら、
「まずは売ってみる」
ことです。
言い方を変えると、
「売り始めて様子を見る」
ということです。
売却活動を始めると、
不動産業者や顧客からの
お問い合わせが入ります。
また、
不動産会社のホームページや
各種不動産情報サイトに掲載すれば、
売却している物件への
アクセス数もわかります。
こうした売却物件への反応を見ることで、
自分の実家が、自分の希望条件で
売れる見込みがあるのかどうか、
目線がわかります。
もし、反応が良いようなら、
今、実家周辺で探している人が多い
ということですから、
そのまま売却活動を続けて、
売ってしまって良いでしょう。
反応が悪いようなら、
売るのをやめれば良いのです。
不動産の売却の仕方には、
一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の
3つの形がありますが、
専任媒介・専属専任媒介であれば、
3ヶ月という期間の区切りがあるので
この期間に売れなければ、
売るのをやめればいいのです。
一般媒介は
期間に定めはありませんので、
一定期間様子を見て、
希望条件で売れないと判断した段階で、
売るのをやめればいいのです。
もちろん「売る」となれば、
不動産業者も業務として
しっかり査定し、販売活動も行いますから、
軽い気持ちで行うわけにはいきません。
ですが、
売却条件を厳しくする
のはアリです。
わかりやすい例でいうと、
「価格交渉には一切応じない」
という条件もその一つです。
価格以外にも、
引き渡し時期を遅くする、とか、
融資利用時の解約条件をつけない、とか、
ご自身の実家の状況を踏まえて、
売却条件を厳しくすることは
考えられます。
自身が望む条件、もしくはそれ以上に
売却できるかどうかを見定めるためには、
実際に売ってみて様子を見るのは
一つの方法です。
東京オリ・パラを来年に控えたこの時期に
実家を売るか、売らないか、
迷っているようなら、
まずは行動を起こしてみませんか?
自分の実家が、
東京オリ・パラの流れに乗れるかどうか、
実際に売りに出して感じてみてから、
その判断はしていいと思いますよ。
買いたいという人が現れても、
契約しなければいいのですからね。