実家を買い替えるデメリット〜親世代の近所付き合いの重みを理解しよう〜

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昨日は、
実家を買い替える理由について
お伝えしました。
 
 
買い替える理由はそのまま、
買い替えによって得られるメリット
になりますが、
 
逆に実家を買い替える
デメリットにはどういったものが
あるのでしょうか?
 
 
大きなデメリットは以下の2つです。
 
 
 
◯親の生活環境が変わる。

 新しい環境・新しい人間関係に
 馴染めるかどうか?
 
 
◯売却資金だけでは足りない。
 
 自己資金を追加する。
 子供に融資を組んでもらう。
 
 
 
実家の買い替えは、
親が住んでいる家を売却することを
前提にするので、
 
単に空き家の実家を
売る場合とは違います。
 
 
 
高齢になった親の
生活環境が変わることは、
 
若い世代が住み替えることより、
想像以上に大変なことです。
 
 
 
買い物や病院、交通機関など、
生活環境が便利になればいいといった
ことだけではありません。
 
 
 
特に人間関係の面では
大きなリスクがあります。
 
 
 
私たちの親世代は、
近所付き合いがまだまだ深い世代です。
 
 
 
近所付き合いの中で
得られた友人も多いでしょうし、
 
「困ったときはお互い様」の人間関係が
深く根付いていることも多いでしょう。
 
 
 
「おしょう油が切れたから、
 お隣に借りてくる」
 
とか、
 
「実家からみかんを送ってきたから、
 お隣へおすそ分け」
 
といった、
心通う日常の人間関係は
何物へも変えることができない財産です。
 
 
 
また高齢になれば、
お互いの健康を気遣う人間関係も
より大切になってきます。
 
 
 
デイサービスなどの高齢者施設へ通って、
介護スタッフや看護師さんなどに
健康管理をしてもらっている方も
多くいらっしゃいますが、
 
24時間、365日付きっきりで、
健康管理するわけではありません。
 
 
 
子供世代が出て行って、
すぐに駆けつけたりできない環境では、
 
近所の人とのお付き合いは、
命に関わると言っても過言ではないくらい、
大切なことです。
 
 
 
「いつも朝、外で掃除しているのに、
 今日は見かけないね」
 
とか、
 
「最近、隣のおじいちゃんに会っても、
 なんとなく元気が無くなってきたよね」
 
といった、
小さな日常の変化に気づいてくれる
人間関係は心強いものです。
 
 
 
人間関係が希薄になったと
言われる時代になりましたが、
 
まだまだ、
そんな昔ながらの近所づきあいは
捨てたものではありません。
 
 
 
というか、
私たち2代目世代よりも、
 
はるかにかけがえのない、
大切なつながりに
なっていることでしょう。
 
 
 
私たち2代目世代は、
親の健康や生活状況を優先して、
 
2世帯住宅や移住を
考えてしまいがちですが、
 
親世代のつながりを
無視するわけにはいきません。
 
 
 
実家を買い替えるということは、
親にとっては、
大切な近所の友人と
別れるということでもあります。
 
 
 
実家を買い替えたあと、
余生を誰とどう過ごすのか?
 
 
 
買い替えに関わる家族や
業者・専門家の考えだけではなく、
 
今実家に住んでいる人の想いが
一番であることを忘れずに、
 
買い替えは
考えていきたいものですね。