古い実家の「シュロの木」対策〜まず、現状を知ろう〜
最近、お手伝いさせていただいた
古い一戸建ての賃貸事例から、
気になったこと、気づいたことを
お伝えしたいと思います。
まず、お伝えしたいのは、
「シュロの木」についてです。
「シュロの木」ってご存知ですか?
南国に見られるヤシの木みたいな、
高く伸び育つ木です。
こんな木です↓
このシュロの木、
街中にある築40年を越すような
古い一戸建ての庭先にも、
時々見かけます。
なぜこんな南国の木が植えられているのか?
シンボルツリーであったり、
シュロの木の皮が、
日常生活に役に立ったからだったりして、
当時は植える人が多かったようです。
この高くそびえ立ったシュロの木は、
確かにその家のシンボルとして、
存在感はありますが、
今現在、街中に立っていると
「倒れたら危険!」
「台風で倒れないか不安。。」
といった不安要素の方が大きいようです。
もっとも植えた本人は
それほど心配はしていないようですが、
その子供であったり、周りに住む人たちは
「危険」や「不安」を感じているので、
所有者の一存だけの問題では
なくなってきているようです。
最近、募集活動していた
築40年を越す一戸建ても、
庭先にシュロの木があり、
2階の屋根と同等の高さくらいまで
伸びきっていました。
内覧にくる方々の多くは、
「あの高い木は倒れないのか?」
と心配し、
入居希望者からは、
入居後のメンテナンスの心配もあったため、
オーナー様に相談し、
シュロの木は伐採することになりました。
ただ、
一口に伐採するといっても、
これだけ伸びきったシュロの木を
どうやって伐採するか?
考えましたね。
明日に続きます。