介護保険の住宅改修から学ぶ、実家の空き家対策の心得

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昨日は、
市で毎年行われている
介護保険の住宅改修施工者研修会に
参加してきました。
 
 
 
この研修会は、
介護の現場に携わる専門家から、
毎回実務に直結した
知識や事例などが紹介され、
 
介護リフォームの現場で
役立ててもらおうというものです。
 
 
 
私も毎回行く度に
今まで気づかなかった、知らなかった、
介護リフォームについての様々なことを
勉強させていただいています。
 
 
 
介護に関わる住宅改修(リフォーム)は、
 
 
高齢者が残された身体機能で、
心身の自立した生活を促すこと、
 
 
介護する側の身体的・精神的負担を
極力少なくすること、
 
 
を大きな目的としています。
 
 
 
私は介護の住宅改修工事に
直接関わることは少ないですが、
 
高齢者や障がい者の介護に長く関わり、
また自身も年齢を重ねていくにつれて、
 
年を追うごとに、
家の中の使い勝手が、
だんだん自分ごととして、
気になってくるようになりました。
 
 
 
介護に関わるリフォームというと、
手すりをつけたり、段差をなくしたり、
お風呂やトイレをしやすくする
工事などがありますが、
 
こういった工事は、親や自分が
元気に、健康で、自由に体が動かせるうちは、
 
頭で理解しても、
実感としては感じづらいものかと思います。
 
 
 
しかしながら、いざ、
自分が介護する立場になったり、
介護される側に立ったりすると、
 
家の中の些細なことが、
大きな障害になってくるのが良くわかります。
 
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空いた実家の中をあらためて見て、
 
いつの間にか、
段差をなくす小さなスロープがあったり、
扉が引き戸になっていたり
 
といったこともよくある話ですが、
 
 
 
こうした住んでいた
親の想いを考えることも、
 
実家の活用を考える上では
大切なことです。
 
 
 
例えば、
実家を貸そうと考えているなら、
 
 
親が何を不自由に思っていたのか、
どんな生活を望んでいたのか?
 
 
を考えて、
 
 
親と同じ想いを抱く人に
利用していただけるのなら、
 
貸す側も、借りる側も、
気持ちよく利用できて、
有意義な実家の活用になりますよね
 
 
 
親が日常生活に不自由と思って、
リフォームしたところが、
 
ちょうど借りる人にも利用しやすい
状況になっていたら、
 
貸す側も、借りる側も、
大きな費用をかけずに済みますしね。
 
 
 
「相手のことを考えて、
 何ができるのか?」
 
 
を考えることは、
ビジネスやシゴトに限らず、
人が生きて行く上で
最も大事なことの一つです。
 
 
 
介護リフォームは、
まさにこの視点がないと
できないシゴトですが、
 
 
 
実家の活用も
 
「誰のために、
 何ができるのか?」
 
をしっかり考えて、
取り組んでいきたいものですね。