空き家対策とは「予防」と「戦略」の両軸で成り立っています。
空き家対策と、
世の中では一口に
言われることが多いですが、
空き家対策とは、
「戦略」と「予防」
に大きく大別されます。
一般的に空き家対策の選択肢として
・「売る」・「貸す」・「住む」
・「維持する」
の4つを挙げる人が多いですが、
「予防」と「戦略」に分けると
◯戦略
・売る ・貸す ・住む
◯予防
・維持管理
というカテゴリー分けになるでしょう。
そもそも維持管理とは、
活用には該当しないので、
他の3つとは根本的に違います。
重要文化財であったり、
先祖代々の家屋敷を
後世に残さなければならないような
家系であれば、
維持管理は重要な選択肢ですが、
そういった事情がある実家は、
日本全国の空き家の数からすれば、
ほんのわずかにすぎないでしょう。
維持管理は、
空き家の実家を所有している人には
大切なことではありますが、
それは、
いずれ活用するための
「準備」にすぎません。
自身が想い描く
ライフプランを実現するために、
空き家の実家を活用する
「戦略」を考え、
その戦略を実行するために、
空き家の実家を万全な状態に
「予防」しておく
というのが、
私の空き家対策への考え方です。
「予防」だけしていても、
一時的なしのぎにはなりますが、
根本的な解決策にはなりません。
空き家についての相談は、
様々な専門家や会社が行っていますが、
くれぐれも、
維持管理や現状維持だけでなく、
将来の活用方法とセットで
考えるようにしてくださいね。