実家の売却は、「とっておきの情報」を与えて、一緒になって考えよう!
1社の不動産業者に依頼して、
実家の売却をする「専任媒介」では、
販売期間が3ヶ月という制限が
あることをお伝えしてきました。
この「専任媒介」で依頼すると、
販売期間の制限のほか、
二つの「義務」が出てきます。
それは、
「売主への定期報告」
と
と
「レインズへの掲載」です。
※レインズとは、不動産業者間で情報を
登録・閲覧できる不動産情報サイトです。
一般の方は閲覧することはできません。
本日はこの二つのうち、
「売主への定期報告」について、
お伝えします。
↓ 詳細はこちらをご覧ください
◉不動産の基礎知識
売るときに知っておきたいこと
売るときに知っておきたいこと
〜不動産ジャパンより〜
専任媒介で売却の依頼を受けた不動産会社は、
2週間に一度以上、売主に対して、
販売状況の報告を行わなければなりません。
掲載している広告、販売活動の内容、
問い合わせ状況、不動産会社からの所見など、
文書または、メールで
報告することになります。
報告することになります。
この報告を持って、
売主は販売状況を確認するわけですが、
肝心なのは、この販売報告から
次の一手をどうするか?
を考えることです。
次の一手をどうするか?
を考えることです。
問い合わせ数が多かったり、
具体的な商談に
繋がりそうなお話があるようなら、
繋がりそうなお話があるようなら、
現状維持でもいいですが、
全く問い合わせがないようだと、
何か原因があるはずなので、
それを見出して対策を考える必要はあります。
問い合わせが少ない原因は
価格や売却条件が、
市場にあっていないことが多いですが、
その他広告の方法や量・内容、
情報公開の範囲、なども考えられます。
依頼した不動産会社から、
現在の販売活動への意見や
今後の販売活動へのアドバイスはあるので、
そうした所見には
売主もしっかり声を聞くべきです。
気をつけたいのは、
依頼した売主が「後はよろしく」のように、
全てを依頼した不動産会社に
丸投げする姿勢です。
不動産取引の実務が分からなくても、
売主として売却を依頼した以上、
当事者として、
状況の把握や今後の対策に
自分の意見は持つべきであり、
全てを他人任せにするのは避けるべきです。
依頼された不動産会社も、
販売している家の状況を
100%知っているわけではありません。
どんな人が、
どんな住まい方をしてきて、
どんな想いが詰まっているのか、
周りにどんな人がいて、
どんな場所へ遊びにいったり、
どんな日常生活を送っていたのか?
これらはその家で暮らしてきた
売却を依頼した自分達にしか
分からないことです。
売却のヒントは、
そうした今まで自分が経験してきた
身近な日常生活にあることも多いです。
不動産業者からあがってきた
販売状況報告の内容に、
実家での生活経験から知っている、
不動産業者には分からない、
「とっておきの情報」を加えて、
理想のお客様に、
住んで欲しい方に出会えるよう、
住んで欲しい方に出会えるよう、
2人3脚で、気持ちを一つにして、
実家の売却を進めていくよう
心掛けていきたいものですね。