「民泊解禁」間近になりました。
6月に入りましたね。
2018年上半期最終月の大きな節目に、
いよいよ民泊が一般に解禁されます。
6月15日に
民泊新法(住宅宿泊事業法)
が施行され、一般の地域や住宅で、
届出により民泊ができるようになります。
3月15日より、
民泊を行う住宅や管理・募集業者の
登録を行なっていますが、
登録件数の状況は以下の通りです。
◉5月11日時点の
民泊ホストの届出受付は724件、
登録申請は管理業者512件、仲介業者33件
(平成30年5月18日 MINPAKU.Bizより)
◉4月13日時点の民泊ホストの届出受付は232件、
登録申請は管理業者284件、仲介業者22件
(平成30年4月20日 MINPAKU.Bizより)
http://min-paku.biz/news/minpaku-registration-0413.html
登録申請は管理業者284件、仲介業者22件
(平成30年4月20日 MINPAKU.Bizより)
http://min-paku.biz/news/minpaku-registration-0413.html
5月11日時点の登録住宅数は、
47都道府県で割ると、
一つの都道府県あたり15.4件となります。
素人目に見ても、かなり少ないですよね。
これは民泊住宅周辺でのトラブルを想定して、
民泊新法の他、
各自治体にて独自に条例(ルール)を定め、
民泊への規制を強めていることが
大きな原因になっていると思われます。
私も1件届出しようとして、
未登記建物だったために、
関係者と相談し、登録は断念しましたが、
仮にそれをクリアしても、
営業日や管理体制など、かなり高いハードルが
待ち構えていたのは事実です。
メディアがこぞって、
騒音やゴミ出しなどの民泊の問題点に
スポットを当てていることもあり、
各地域の民泊ルールは、
どこでもかなり厳しくなっています。
6月15日解禁前に
登録住宅がどれだけ増えているか?
注目したいところですが、
ルールが厳しいとはいえ、
実家の空き家活用としては、
民泊は見逃せない選択肢の一つです。
実家が空き家になっている人は、
民泊しようか、どうしようか?
今はまだ、様子見といった人も
いることでしょう。
いることでしょう。
民泊が解禁されると、
このルールでは、
民泊はなかなか広まらないのが、
行政も身を持ってわかるはずです。
行政としては、
「空き家を減らす」という
大きな責任を抱えていますから、
民泊のルールも、
各地域の実情に合わせて、
改良されていくことを期待したいですね。