道路との境界線によって、今より土地が狭くなることがあります。
本日は、
境界の種類(官民)についてのお話です。
境界の種類(官民)についてのお話です。
官民の境界とは、
道路や公共用地等と
民間所有者の土地との境界
を言います。
一般の住宅に関わることが多いのは、
道路(公道)と
自分の敷地との境界
です。
古くから建物が建っている土地ですと、
やはり道路と敷地の境界が
はっきりしていない場合が多く、
はっきりしていない場合が多く、
道路の管理上、
支障をきたす場合があります。
支障をきたす場合があります。
例えば、
水道や下水の保守管理だったり、
雨が降った時の側溝の整備など、
本来役所が管理すべき範囲が
明確になっていないと、
明確になっていないと、
災害時や緊急時の対策に
支障が出る場合もあり得ます。
支障が出る場合もあり得ます。
官民境界は、
境界確認の相手が役所なので、
手続きに時間がかかるのが難ですが、
境界確認の相手が役所なので、
手続きに時間がかかるのが難ですが、
測量で確定した境界は
役所に記録として残され、
誰でも見ることができる
公開情報になるので、
透明性があり、安心感はあります。
公道との境界といっても、
様々なケースがありますが、
一番注意したいのは、
道路の幅が4mない場合
です。
様々なケースがありますが、
一番注意したいのは、
道路の幅が4mない場合
です。
基本的に道路(公道)の幅が4mない場合は、
道路の中心から2m下がったところまでが、
将来的に道路となります。
道路の中心から2m下がったところまでが、
将来的に道路となります。
※この自分の敷地の中に
将来道路となる部分ができることを、
セットバックと言います。
このセットバック部分があると、
将来的に利用できる土地の面積は
狭くなるということです。
将来的に利用できる土地の面積は
狭くなるということです。
利用できる土地の面積が狭くなると、
その土地に建てられる建物の広さも
狭くなってきます。
その土地に建てられる建物の広さも
狭くなってきます。
そうすると、
今まで建っていた建物と
同等の広さの建物が建てられない
場合が出てきます。
今まで建っていた建物と
同等の広さの建物が建てられない
場合が出てきます。
また利用できる土地面積が狭くなるので、
その減った分、土地の売却価格も
安くなるのが一般的です。
その減った分、土地の売却価格も
安くなるのが一般的です。
こうした幅が4mない場合の
道路との境界は、
道路との境界は、
現状の道路の位置か、
将来的に道路になる位置
のどちらかになりますが、
これはその土地の状況によって
違ってきます。
どちらにしても、
自分の土地が狭くなるということを
理解した上で、
自分の土地が狭くなるということを
理解した上で、
実家の活用方法を
考えなければならないことには、
注意したいところです。
追伸:
道路といっても、私道は違います。
私道の所有者は民間の人なので、
境界を確認するのは、私道の所有者です。
境界を確認するのは、私道の所有者です。