実家の売却に関わる「認知症」対策
「実家の売却に困ったら?」
というテーマで、
メルマガを配信しておりますが、
「実家の売却で困る」理由には、
親の高齢化によるものもあります。
具体的には、
親が認知症になり、売却の判断がつかず、
売却ができないことが挙げられます。
超高齢化社会の日本では、
長生きのリスクも多々言われていますが、
実家の売却は、まさにその一つです。
認知症対策としては、
親の判断能力があるうちに、
諸々の手続き・対策をすることが
基本的なスタンスにはなりますが、
親の心身の状況や
家族それぞれの立場・環境によって、
様々な対応の方法が考えられますので、
一概に「対応策はこれだ!」と
いうものはありません。
関係する専門家に適宜相談して、
親の高齢化や介護に関わる
基本的な制度や知識などを理解しながら、
実家の売却や相続対策など、
進めて行くことになります。
2025年には団塊の世代が
全員75歳以上の後期高齢者になって、
超高齢化社会を迎える
「2025年問題」もあり、
親の高齢化による空き家もより
多くなってくるものと考えられます。
認知症対策も
今以上に深刻となってくるでしょう。
次回からは、
そういった親の高齢化による
実家の空き家対策について、
介護や相続に関わる諸制度や
基本的な知識など交えながら、
考えていきたいと想います。