外国人観光客だけではない、民泊への期待
あなたは、Airbnbをご存知ですか?
Airbnbは、
空き部屋を貸したい人と借りたい人を
マッチングさせるwebサイトで、
世界192カ国の33000の都市で
80万以上の宿を提供しています。
(数値はウィキペディアより引用)
Airbnb webサイトはこちら
→ https://www.airbnb.jp
このAirbnbが、
先日障がいのある人たちが利用しやすい
宿泊施設を見つけるための
システム変更を行ったとの
ニュースが流れました。
◯Airbnb、
障害者の使いやすい施設を検索可能に
→ https://jp.techcrunch.com/2018/03/16/2018-03-15-airbnb-makes-service-more-accessible-to-people-with-disabilities/
この記事に、私は大変共感しました。
記事では、
身体的に障がいがある方向けに、
民泊物件を探しやすいサービスを
始めたということですが、
これは身体的な障がいを持った人に
もっと旅行を楽しんでもらいたいという
意図の表れでしょう。
障がい者との関わりが長い私にとっては、
これはとても嬉しいニュースでした。
日本には(日本だけに限りませんが)、
心身の障がいや周囲の環境によって、
遠出ができなかったり、
外出が制限される人がたくさんいます。
そういった人達が、
国内で身近に楽しめる場所として、
民泊は利用できるのではないかと
私は考えています。
観光地のホテルや旅館でも
もちろん良いわけですが、
日本国内で
もっと気軽に街を歩けたり、
観光を楽しんだり、気分転換してみたり、
そういった利用の仕方が
民泊でできたらいいなと、
私は思っています。
また、民泊を提供する側に立つなら、
心身の障がいによって海外にいけない方に、
日本で外国人と交流できる機会を
つくれれば良いとも想っています。
心身に障がいがあり、移動に制限がある方に、
国内にいながらにして、
異国の人柄や文化に触れ、
新しいライフスタイルを見つけ出せる環境が
あるといいなと、私は想っています。
今はまだ民泊の制度も
十分周知されていない現状で、
周辺住民への配慮や理解も大きな壁には
なってくるとは思いますが、
外国人旅行者の受け入れだけでなく、
国内でのこのような利用シーンも
広がって行くことを、
私は切に願っています。