私の民泊感
今年6月15日から施行される
民泊新法(住宅宿泊事業法)を前に、
民泊の基本的なところについて、
お伝えしてきました。
私は民泊については、
実家の空き家対策の有効な手段として、
大変大きな期待を抱いています。
メディアでもよく報じられているように、
日本は少子高齢化が著しく進行しています。
データを見たり、難しい話を聞くまでもなく、
学校のクラス数や
未婚者・子無し世帯が多さなど、
身近に人口減少を感じるシーンは
多いことかと思います。
この人口が減っていっている中でも、
新築一戸建てや新築マンションは、
タケノコのごとく出現しています。
また相続対策として、
アパートや賃貸マンションを建築する
地主の方も多くいらっしゃいます。
日本では新築住宅の需要は根強いですから、
新築物件が無くなることはありませんが、
新築物件ができるということは、
その分今まで住んでいたところが
空いてしまうということです。
その空いた住居を埋めていけるだけの
人口がこれからも維持できればいいのですが、
人口が減っている中で、
新築物件が増えていくのですから、
空き家が増えるのは当たり前です。
その空き家を賃貸住宅として
借りる需要もあるわけですが、
空き家を増やさないためには
それだけでは足りないので、
空き家をスポット的に「利用する」方法を
考えなければなりません。
だから訪日外国人をターゲットに、
「民泊」という宿泊施設として
空き家を活用させるわけです。
要するに、日本人が減るなら、
外国人の力を借りようということです。
これは見事なマッチングで、
空き家の増加を食い止め、
迷惑空き家の回避につながり、
また個人が新しいビジネスチャンスを
生むことにもなり、
大変有効な空き家の活用手段だと
私は想っています。
このように考える方は
多くいらっしゃるかとは思いますが、
私はもう一つ民泊に期待したい
理由があります。
続きは明日お伝えしますね。