「春のお彼岸」に、空き家の実家でやっておきたいこと。
もうすぐお彼岸ですね。
お墓まいりや仏壇・仏具の手入れなどで、
実家に戻ったり、
親戚一同に会う時期でもあると想います。
両親がなくなり、
実家が空き家になっていると、
そこが親戚一同が集まる場になって、
「この家どうしようか?」
といったお話も出てくることでしょう。
このまま現状維持でいるのか?
売るのか?貸すのか?
それとも住むか?など、
様々なお話が出るかと想います。
この時期は1年の中でも
最も人が動く時期ですので、
空き家の実家をどうするかを
親戚一同で話し合うには絶好の機会ですが、
その話し合いの前に
この時期だからこそ
やっておきたいことがあります。
それは
「庭先の手入れ」
です。
もっと具体的にいうと、
「草むしりと防草対策」
です。
個別相談でよく聞かれることなのですが、
空き家の実家を
売ったり、貸したりしようと
想ったきっかけは、
「草や樹木が生い茂って、
近隣からクレームがきた」
というお話です。
梅雨の雨と夏の太陽で、
草木が生い茂り、虫が飛び交い、
それが隣近所に悪影響を及ぼす
ということです。
いくら空き家の実家を
どうにかしたいと思っても、
隣近所からのクレームは
さすがに受けたくないですよね。
気分的にも良くないし、
そのクレーム解決のために、
お金や時間も費やします。
春の暖かさを日に日に感じてくる
お彼岸のこの時期は、
草や樹木も伸び始めてくる頃です。
まだ伸び始めで
草むしりや樹木等の手入れも
それほど労力がかからない時期なので、
除草剤を撒いたり、
防草シートを敷いたりするには、
いいタイミングです。
外での作業もやりやすいですしね。
また空き家の実家をどうするか?
兄弟や親戚と話し合いをする、
「きっかけ」にもなりますよね。
「草木が生い茂る前に、
今のうち対策しておこう」
の方が、切り出し方も自然だし、
一歩踏み込んだお話の入り口
にもなります。
雪が溶けて、春の息吹が感じられる
いい季節ではありますが、
3ヶ月後にクレームがこないよう、
今から草木の対策は
ぜひやっておくことをオススメします。