周囲に迷惑がかからない「空き家管理」の基本
平成29年度も最後の月となり、
4月からは平成30年度の
新しい生活が始まることと想います。
人の異動が多いこの時期は、
1年の中で不動産が
最も動く時期でもあります。
就職や転勤で住む場所が
変わる人も多いでしょう。
それに伴い、
実家を空き家にしなければならない
事情の人もいるかと思います。
様々なメディアで、
空き家管理については、
周囲に迷惑がかからないように、
注意が促されています。
今一度、
空き家管理のポイントを理解して、
適切な維持管理ができるように
心がけたいものです。
私が住んでいる東京都東村山市では、
「空き家問題」について、
分かりやすいチラシを作成しています。
こちらです→http://bit.ly/2oHyycQ
ここに空き家管理の
基本的なポイントが記載されていますので、
内容をシェアしますね。
※以下、チラシの内容を一部抜粋します。
見やすいチラシなので、
ダウンロードしておくと
良いかと思います。
◯適切な管理とは?
・定期的に庭木のせん定や
雑草の除草を行う。
・屋根、壁、窓ガラス、ドアなどに
破損がある場合は、
修繕(ベニヤ版で塞ぐなど)をする。
・定期的に窓を開けて風を通したり、
蛇口の通水や排水口に水を流す。
・施錠を行う。
・ポスト、玄関等にある
郵便物やチラシ等を回収する。
・敷地内に可燃物、灯油、ガスボンベなど、
物を置いたままにせず、
清掃と整頓を行うようにする。
・夏季はスズメバチ等が
巣を作ることがあるので、
建物や庭木などに巣を見つけた場合は、
専門業者に依頼して、
除去するなどの対応をする。
◯管理が難しいときは、
管理サービスを行っている会社へ
管理をお願いする方法もあります。
◯所有者等と
空き家の近隣にお住まいの方との間で
連絡先の交換をしましょう。
言われてみれば、
当たり前のことばかりかもしれませんが、
この基本的な日常動作だけでも、
周囲に迷惑がかからない、
十分に適切な、空き家管理になります。
これから実家が空き家になる人、
すでに実家が空き家になっている人も、
今一度基本を見直して、
適切な空き家管理に努めましょう。