空き家で困っている人は誰でしょう?
この2日間、
空き家が足りないエリアがあることを
お伝えしてきました。
↓こちらの記事をご覧ください。
【注目!】
移住人気で、空き家が足りません!
→ http://jikka-akiya.com/?p=1530
空き家が日本の社会問題となっている中、
こうして空き家もなく、
逆に空き家を求めている地域や
人がいることを、
あらためて感じたのですが、
ここでふと思ったことがありました。
空き家問題と世の中では騒がれていますが、
空き家が問題と思っている人
って誰なんでしょうか?
私が想うに、
空き家があることで問題に想っているのは、
主に下記の方ではないでしょうか?
◯自治体(市町村)関係者
街の防災・防犯のため。
◯空き家の周りの人
近くの空き家が壊れたり、
草木がかなり生い茂っていて、
防犯・防災上不安。
空き家の所有者自体は、
周囲に迷惑がかかっていないようであれば
「空き家になっていること」を
緊急・切実な問題として
感じている人は少ないでしょう。
事実、私の身近な人でも、
空き家の実家を所有しているは
数人いますが、
「実家が空き家のままになっていて、
どうしたら良いか悩んでいる」が、
「早急に何かしなければならない」
という人はいません。
5年、10年と放置したままの人も
実際にいます。
極端な言い方をすると、
「空き家所有者は
困っていない」
のです。
困っていないから、
空き家をそのまま放置してしまう。
放置してしまうと、
行政や周りの人が防犯・防災上不安になる。
双方の考えが全く違うので、
空き家は増えていき、
問題も増えていっていると
言えるのではないでしょうか?
要するに、空き家の所有者が
・空き家を
そのままにしておくことに
困っている。
・空き家のままにしないで
何か活用すればメリットがある。
ことを感じないと空き家問題は
解決に進まないと
言えるのではないかと想います。
では、
どういう人が空き家を持っていて困るのか?
どういう人が空き家を活用して
メリットがあるのか?
明日に続きます。