実家が空き家になる10の理由
今、日本全国で急速に増加している
「空き家」
日本にどのくらいの数があるのか、
ご存知ですか?
平成25年(2013年)の調査では、
日本の空き家数は約820万戸、
空き家率は約13、5%
(約7、4戸に1戸)
という驚異的な結果が出ています!
※総務省統計局
「平成25年住宅・土地統計調査結」より。
詳細はこちら↓
http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/topics/topi861.htm
5年毎の調査なので、
次回調査結果は平成30年ですね。
この空き家の内、
実家が該当すると思われる
『その他の住宅』は
約319万戸、
空き家数の約39%と
大変大きな割合を占めています。
すごい数ですよね!
※「その他の住宅」とは、
売却用の住宅・賃貸用の
住宅・別荘などの二次的住宅以外で、
・転勤や入院などのため、
居住世帯が長期に渡って不在の住宅、
・建て替えのために
取り壊すこととなっている住宅、
・空き家の区分の判断が
困難な住宅などを、含みます。
野村総合研究所の予測では、
2033年には、
なんと3戸に1戸が空き家になると
驚愕の数字も出ています!
※2017年度版 2030年の住宅資料より。
詳細はこちら↓
https://www.nri.com/jp/event/mediaforum/2017/pdf/forum254.pdf
では、どうして実家が
空き家になってしまうのか?
考えてみたことはありますか?
一昨日のメルマガでは、
高齢の親に関わる空き家増加理由を
お伝えしましたが、
もちろんそれだけが、
実家が空き家になる理由ではありません。
※メルマガバックナンバーはこちら↓
https://www.agentmail.jp/archive/mail/1153/3593/138717/
以下に、
私が考える代表的な10の理由
を挙げてみました。
【実家が空き家になる理由】
①遠方に実家がある
②売れない(立地・訳あり物件)
③ライフスタイルの変化
④親の介護施設への入所
⑤マイホーム購入のしやすさ
⑥少子化
⑦相続
(話し合い・手続きが、
まとまらない・進まない)
⑧思い出
⑨費用
(家財の処分や取り壊し費用)
⑩税金
なんとなく聞いたり、
意識はしていたけれど、
言葉に表すと思い当たることも
あるのではないでしょうか?
実家に関わることですから、
どれも身近に関係することばかりですが、
「空き家問題」というのは、
それだけ自分ごととして考えられる、
身近に差し迫った社会問題とも
言えると思います。
次回以降は、
それぞれの理由を、私なりに紐解いて、
解説していきますね。