【空き家の防犯】悪意ある情報リストに掲載されないためには?
空き家に限りませんが、日本の土地と建物は、
登記情報により所有者情報が分かります。
そのため、
どこの土地と建物を誰が所有しているか?
をリスト化するのはそれほど難しくありません。
その情報は必ずしも正確ではないにせよ、
空き家の現場の情報は、
実際に外から見れば分かるので、
リアルタイムで利用できるリストは、
利用目的によって、
なんらかの形でつくることができます。
その利用目的が、
社会問題である空き家の増加を解決するために
つながることであればよいのですが、
悪意ある目的で利用される可能性も当然あります。
リストに掲載されるのは防げないとしても、
悪意ある者に利用されないようにはしたいものです。
そのためにはどうすれば良いか?
まずできることは、
長期間、誰も来ていないように見せないことです。
もう実家には住んでいないのですから、
長期間来れず、空き家になってしまうのは、
やむを得ません。
ただ少なくとも、実家に帰ったときには、
草むしりや掃除だったり、
郵便物を整理・廃棄するなど、
外から見て手入れや整理がされている状態には
しておきたいですね。
実家に長期間誰も来ていないのが
あからさまに分かれば、
勝手に何かに使おうと思う人はいることでしょう。
手入れや整理がされていれば、
仮にリストに掲載されても、
防犯上のマイナスポイントを
少しでも減らすことにはつながります。
空き家の実家に帰れば、
普通にやっていることではあるかと思いますが、
そんな普通の習慣が大きな防犯につながります。
悪意ある者のリストに掲載されないためには、
まずは片付け、掃除から意識してみてくださいね。