【空き家法改正】具体的に動きはじめました。
本日の日経新聞に、
空き家法改正案に関する記事が掲載されていました。
記事には、
・窓や壁の一部が壊れているような
「管理不全空き家」の税優遇を見直すこと、
・中心市街地などに限定して
建築規制を緩和すること、
など、空き家法改正案の具体的な内容が
掲載されていました。
これからの閣議決定、国会提出なので、
まだ確定ではありませんが、
2023年度中の
対策実施に移すとのことであり、
放置空き家の対策、活用促進が、
日本の緊急・重大課題であることを
あらためて感じます。
管理不全空き家は、
このブログでも紹介しておりますが、
ちょっと気を抜けば、
どんな家も管理不全になりそうで、
空き家対策が、誰でも、
身近な問題になってきているのを実感します。
建築規制の緩和は、
中心市街地に限りとのことですが、
家を燃えにくい構造にすることで、
道路幅の確保を緩めることなどが挙げられています。
空き家そのものだけではなく、
空き家が存在する街自体から問題解決に動こう
ということですが、
個々の管理意識・行動だけでは、
空き家問題は解決しない、
ということをあらためて感じさせます。
改正される空き家法を理解するためにも、
今一度、現在の空き家法の内容を理解して、
今後の実家の空き家対策を
考えていただければと思います。
次回からは、現在の空き家法の概要について、
おさらいしていきますね。