【空き家法改正】空き家の状況は刻一刻と変わっています。
昨日、国土交通省から、
以下の報道発表がありました。
◯空家法基本指針及び特定空家等
ガイドラインを改正
ガイドラインを改正
~空家等の発生の抑制、利活用、
除却等の取組を強力に推進します!~
※国土交通省HPより
改正の理由として、
空き家法施行後の取り組み状況や
地方公共団体からの要望を踏まえて、
空き家対策を強力に推進するため、
と書かれています。
報道には、改正のポイントが、
要約してまとめられています。
一般の人が読むには、
なかなか理解しづらい表現もありますが、
チャレンジで、
一度目を通していただけたらと思います。
改正の内容も大切ですが、
それよりも気にかけて欲しいのは、
空き家の状況や対策は、
刻一刻と変わっているということです。
平成27年に
空き家法が施行されるまでは、
空き家の増加や迷惑空き家に対する
明確な方策や規定はなかったわけですし、
空き家法が施行されてからは、
それがきっかけになり、
空き家問題がさらに注目されてきました。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて
民泊が始まり、
新たな空き家活用の選択肢が増えたと同時に、
新たな問題も出てきました。
さらにはコロナで、日常生活が変わり、
地方移住が注目されるようになり、
テレワークやワーケーションなど、
新たな空き家活用が生まれました。
このように、
空き家の状況はいつまでも同じではなく、
常に変わっているので、
いずれ実家を売る予定でいても、
その時の状況は今とは違います。
大切なのは、
来るべき実家の活用に備えて、
以下に世の中の状況を把握して、
情報を収集するかです。
難しいこともたくさんありますが、
こんなことがあるんだ、
くらいの楽な気持ちで構わないので、
世の中の動き、空き家の動きを
感じ取って欲しいと思います。