【省エネ基準適合義務化】これからの実家の「建て替え」には要チェックです!
先日、国土交通省から、以下の発表がありました。
◉待って!家選びの基準変わります
~省エネ基準の適合義務化に向けて
広報漫画などを公開しました!~
※国土交通省HPより
内容は、2025年4月(予定)に、
全ての新築住宅などで
省エネ基準の適合化が行われるというもので、
簡単にいうと、
新しく建つ家は、
省エネ基準を満たさないとダメですよ、
ということです。
これは昨年6月に公布された
改正建築物省エネ法により行われます。
この法律に定める省エネ基準については、
国土交通省のHP等で
確認していただければと思いますが、
イメージとしては、より断熱性能を高めて、
家の中が暖かく、涼しく維持できるようにし、
光熱費を抑えられる家にするという感じですね。
これから建つ家が義務化されるわけなので、
今までの家には適合していないものは当然あります。
もちろん、
40年、50年前の家にもなかった基準です。
この法律の施行で、新築の家を購入する際の、
選び方や家への見方が変わってくることでしょう。
対して、
古い空き家の実家にこれがどう影響するのか?
売ったり、貸したりするには、
大きな影響はないでしょうが、
建て替えを考えている家には深く関わりますね。
実家を建て替えるには、
この基準をクリアしなければならないので、
いくら安く建てたくても
この分の費用は省くことはできません。
また建て替えを前提に
古い空き家を購入したいという人にも
影響がありそうです。
空き家の購入前に、
新築の見積もりを取るでしょうから、
その金額によって、
空き家の購入価格の値引き交渉を
してくるかもしれません。
もしあなたが実家の建て替えや、
建て替え希望顧客への売却を考えているなら、
およそ2年後に、
省エネ基準が義務化されますので、
それまでに検討してみるのも良いかもしれませんね。