【高台の実家】盛った土地は安全ですか?
昨日のニュースで、
政府が盛り土総点検の最終結果を公表した、
との報道が流れていました。
1000を超える箇所で不備が確認され、
そのうち500を超える箇所で
必要な措置が確認されなかったとのこと。
盛り土が原因となった、
昨年の土石流被害を受けて行われたものですが、
甚大な被害を目の当たりにしただけに、
心配な結果と受け止めています。
土を盛った箇所は山沿いだけでなく、
住宅地にも大なり小なりあります。
盛った土を押さえる擁壁(コンクリートの壁)が、
半世紀以上経過しているところも少なくなく、
住宅を新築するときに、
その擁壁もやり直すような指導を、
行政から受けることもあります。
災害などで崩れることがあれば、
周囲を巻き込んだ大惨事になるので、
行政には安全のチェック・対策を
しっかり行って欲しいと思います。
こうした盛り土や崖になっている場所に
実家がある場合は、
その活用にも少なからず影響は出てきます。
法律に関わること、過去の災害、
ハザードマップなど諸々確認することがあり、
それによって、
売りづらい、貸しづらいということも
実際にあります。
また建て替えるにしても、
ただ家を建てるだけではなく、
盛り土部分の安全のために、
必要な工事をすることもあります。
もしあなたの実家が高台だったり、
山の近く、崖の近くにあるようなら、
実家の土地や周りの土地は安全なのか?
役所や関係各所に確認してみるといいですね。