【敬老の日】人生の先輩から学ぶこと。
今年の敬老の日は、
穏やかな気持ちの良い、
過ごしやすい1日になりましたね。
敬老の日は、
9月15日の老人の日とともに、
お年寄りの方を敬う日ですが、
私たち世代からすれば、
第二の父の日、母の日でもあり、
父親、母親世代に
感謝する日とも言えるでしょう。
そんな敬老の日にちなんで、
総務省から高齢者についての
統計発表がありました。
◉統計からみた我が国の高齢者
-「敬老の日」にちなんで-
※総務省HPより
簡単に内容をまとめると、
人口減少の中、
高齢者数、高齢者の人口割合は過去最高、
高齢者の就業数も過去最高
とのことです。
この統計では、
65歳以上を高齢者としていますが、
高齢者の人口割合が28.4%と、
3人に1人が高齢者ということです。
高齢者が多くなり、
医療費や年金がどうなる?といった話題が
多くのメディアで流れていますが、
言い換えれば、
人生経験豊富な方が
多いということでもあります。
また高齢者の就業数が多いことは、
人手不足の解消だけでなく、
多くの経験を後世に伝える機会が
多くなったとも言えます。
高齢者というと、
不動産に関わる人からすれば、
相続や認知症などが頭に浮かびがちですが、
その培ってきたご経験は貴重なものです。
私は公私ともに、
高齢者に接する機会が多くありますが、
直接聞くお話だけでなく、
何気ない言動から学ぶことも多くあります。
シゴトや人間関係など、
今の日常に直接関わるリアルなことから、
人生観や志といった、
考え方や人への思いやりなど、
年齢を重ねたからこそ重みのある、
貴重な学びになっています。
50歳をすぎて、
親が今の自分くらいの年齢の時に
何を考え、どう行動していたのか?
そんな今の自分と重ね合わせると、
わかることも多くあるでしょう。
親が高齢になって、
これから実家どうしよう、、、
というお考えももちろんありますが、
今一度、
私たちが親世代から学べることを、
見直していきたいですね。