オリ・パラ選手村が、空き家に与える影響に注目です!
東京・晴海のオリンピック選手村が、
昨日開村しましたね。
選手村は、オリンピック期間中の
選手の行動や感染対策で注目されていますが
オリンピック・パラリンピック後の
利用方法も大きな話題になっています。
選手村は、大会終了後に、
民間で大規模な開発が
行われることになっています。
総戸数5632戸、
内分譲4145戸、賃貸1487戸、のほか、
商業施設や保育士施設・学校なども建設される
超ビッグプロジェクトです。
2年半くらい前に
このブログでも紹介していますが、
その年の前年の首都圏で供給された
分譲マンションの約15%相当戸数が
この選手村跡地で
新たに供給されるということになります。
まだ、コロナ前の状況で、
オリンピック・パラリンピックに
盛り上がっていた頃、
この分譲マンションに人が集まることで、
周辺エリアで空き家や空室が増えるのでは?
と懸念していましたが、今はどうでしょうか?
この選手村跡地に
予定通りのマンションが建つことで
首都圏の人の流れに、
少なからず影響はあるでしょう。
2年半前と状況が変わり、
テレワークやワーケーションなど
新しい日常が生まれました。
必ずしも都心にいる
必要はなくなったわけですが、
選手村にできるのは、
マンションではなく、一つの街で、
都心部で定住する人が多くきます。
都市部定住の動きは、
郊外、地方部の空き家・空室に
大きく影響を与えます。
開会式まであと10日を切ったものの、
東京は5度目の緊急事態宣言に入りました。
異例中の異例の中のオリンピックで、
開催前、開催中、開催後と
人がどう動いていくのか?
今後の日本の空き家事情にも
関わってくるので、
この選手村の動きも注目していきたいですね。