【令和3年分路線価発表】実家の路線価から気づいて欲しいこと。
昨日、令和3年分の路線価が
国税庁から発表されました。
◉路線価図・評価倍率表(国税庁)
路線価とは、
相続税や贈与税を算出するときに使う
土地の価格のことです。
路線価図の道路部分に
記載してある金額(数字)が路線価で、
それに土地面積をかけると、
路線価での土地価格が算出されます。
実際の取引される金額とは違いますが、
土地の価値を反映させる一つの指標として、
広く知られています。
今年の路線価は、
全国変動率で6年ぶりに下落し、
コロナの影響があらわれていると
メディアでは報道されていますね。
全体的には、
関西地区の下落が目立ったようで、
エリアによって、
上昇、横ばい、下落とありますが、
いずれにしても、
コロナが地価に与えた影響を表しています。
自分の実家が今路線価はいくらなのか?
興味半分で見ていただいても良いのですが、
実家の空き家対策を考える上では、
過去の路線価の動きも見て欲しいですね。
上記の路線価図は、
過去6年の推移が掲載されているのですが、
過去6年の推移が掲載されているのですが、
今年は、
平成27年からの分が掲載されていて、
平成から令和に入り、
コロナ前からコロナ後にかけての
路線価の動きが分かります。
価格が上下が、
すぐに利用価値や人気度へ
つながるわけではありませんが
価格が毎年変わったり、
動き幅が大きければ、
その地域で、
何かが起きている可能性があります。
大切なのは具体的な価格ではなくて、
価格の動きで、
そのエリアの動きを察知することです。
もちろん、
専門家ではありませんから、
難しいことを考えることはなく、
あなたが思うままで結構です。
毎年、年1回発表される価格から、
今動いているのか、いないのか?
それを感じるだけでも、
十分、実家の空き家対策に繋がります。
ぜひ、あなたの実家の路線価を、
チェックしてみてくださいね!