【広すぎる土地】売った後のことも、考えてみてください。
広すぎる土地は、
相場よりも安くなることを
お伝えしました。
広すぎる土地は、
何か事業を行うために、
事業者が買うことが多いです。
リゾート施設や福祉施設など、
さまざまな事業がありますが、
その中でも、
最も多い事業の一つに、
太陽光発電事業があります。
東日本大震災で
再生可能エネルギーが注目され、
国の施策として
太陽光発電が進められてきました。
地方の広い空き地に、
太陽光パネルが並べられている光景も、
当たり前のようになってきました。
土地を売る側としては、
売りづらい土地を買ってもらい、
買い手としては、安く土地を買って、
電力供給という、
社会のお役に立てられるわけです。
社会貢献となる土地の有効活用であり、
事業としても堅い収入が期待できるので
参入する事業者が多いのも納得できます。
しかしながら、その太陽光発電も
いいことばかりではありません。
太陽光パネルを設置するために、
山を開拓したり、木を切ったりして、
災害が起こりやすくケースも多くなりました。
また、
太陽光パネルを敷き詰めたことで、
その場所の風景が
大きく変わった場所もあります。
太陽光パネルを設置する場所に
適しているのかどうか?
法律や技術的なところだけでなく、
災害や周辺観光・景観の点から、
売る側としても
一歩立ち止まって考えて欲しいですね。
太陽光パネルの設置に
反対しているわけではありませんが、
この数年の大きな台風や地震での被害や
変わりゆく風景をみていると、
手放しで喜べない部分もあります。
太陽光発電パネルの設置は、
なかなか売りづらい土地を売る
大きな選択肢ではありますが、
その土地があるエリアの将来を考えて、
一歩立ち止まって考えたいところですね。