【実家の片付け】モノがあるからこそ、できることがあります。
本日は朝から、
実家快決塾主催の小野立子さんの
お話を伺う機会がありました。
小野さんは、
相続、片付け、墓じまい、など、
実家の問題を7年かけて、
ご自身で解決された経験から、
実家の問題に悩んでいる人へ、
親身にアドバイスされています。
コラボセミナーなど
一緒に活動させていただきながら、
私自身も実家問題の解決について、
多くのアドバイスや気づきを
いただいております。
そんな小野さんから、今日も一つ、
新たな気づきをいただきましたので、
シェアさせていただきますね。
片付けというと、
大変。。どうやって捨てなきゃ。。
多すぎてどうしたらいいかわからない。。
といったお悩みを抱えている人が
多くいます。
しかしながら、逆をいうと、
モノがあることによって
出てくる選択肢もあります。
小野さんは、片付けの選択には、
「売る」「もらう」「あげる」「捨てる」
の4つがあるといいます。
一般的には「捨てる」にたどり着く
イメージをされると思いますが、
「売る」「もらう」「あげる」の選択は、
モノがあるからこそ、できることです。
自分には必要ないけれど、
必要なら使ってくださいと、
役に立つ、助けることができます。
今はモノを持たない「ミニマリスト」が
多くなりました。
スマホ一つで、
およその生活はできるようになり、
モノがなくても
生きていける時代になりましたが、
逆に考えると、
ミニマリストにはモノを提供できない
ともいえます。
モノがたくさんあるということは、
人の役に立つ機会が多くある、
と考えるだけでも、片付けへの気持ちが、
少しは楽になるのではないでしょうか?
そうはいっても、
多くのモノがありすぎて、
困っているのは変わらない!
というご意見ももちろんあるでしょう。
その気持ちも当然のことです。
ただ、別の角度から捉えることで、
考え方の選択肢も増えますので、
悩んでいるならなおさら、
いくつかの考え方、気持ちの持ち方は、
持っておいて然りではないでしょうか。
私も業務で
何度も片付けはしていますが、
毎回、いろんな発見があります。
決して楽ではないし、
時間や費用も負担もありますから、
「楽しんで片付けましょう!」
と声を大にしては言いませんが、
片付けが人のために役立つ、
と考えられれば、片付けの違う展開も、
見えてくるのではないでしょうか。
実家の問題解決とは、
そんな物事の捉え方の積み重ねです。
実家の片付けの考え方の一つとして、
参考になれば幸いです。