「壊れ、腐った実家」の選択肢とは?
ネットの記事を流し読みしていたら、
「腐敗」した空き家について
の記事が目に留まりました。
記事を見ると、
相続で取得した一戸建ての半数以上で、
「腐朽・破損がある」との統計結果が
掲載されていました。
統計結果の詳細はここでは触れませんが、
空き家のまま放置され、
次第に「壊れ、腐っていく」空き家は、
決して珍しくはありません。
範囲や程度は様々ですが、
住まない、利用しない状況が長いと、
家は老朽化していく、
という事実は、専門家でなくても、
容易に理解できるところでしょう。
住むなり、利用するには、
なんらかの修理やリフォームが必要ですし、
解体するにも、お金がかかるし、
引き続き、そのまま放置しておけば、
周囲に迷惑や危害がおよぶ、
などなど、いいことはあまりありません。
なので、各種メディアでは、
こうなる前に早めに行動しようと、
情報発信をしています。
しかしながら、
すでに腐ったり、壊れた実家を
所有している人にとっては、
すぐ対応しなければならない状況ですので、
悠長なことは言ってはいられません。
まず考えるのは、解体作業ですが、
大きなお金がかかる話ですので、
分かっていても躊躇する人も
多くいることでしょう。
かといって、
そのまま放置を続けていれば、
さらに状況は悪化していきますし、
周囲の迷惑、危険と行政が判断すれば、
行政で強制的に撤去し、
費用は所有者に請求される事態も起こります。
できることなら、
費用や手間をなるべくかけずに、
腐って、壊れた実家の対処を
考えたいものです。
空き家の活用方法には、
売る、貸す、住む、利用すると
選択肢がありますが、
これらの選択肢の中から何を選択して、
今後、壊れ、腐った空き家の実家を
どうしていったら良いのか?
次回から考えていきたいと思います。