新しいことをしたければ、古いことは捨てよ!
先日、フィンランドのビジネスチームの
オンラインミーティングに参加したとき、
スライドの最後に
以下のフレーズが出てきました。
If you want something new,
you have to stop doing something old
– Peter F.Drucker
訳すと、
新しいことを始めたいのなら、
古いことをやめなければなりません
となります。
ものすごく印象に残った言葉で、
「今年を表す最も的確な言葉」
と率直に思いました。
コロナで大きく日常が変わり、
まさに過去の常識を捨てて、
新しい日常を生きている、
今の生活が、
まさにこの言葉なのだろうと感じました。
不動産業界に置き換えて考えてみると、
日本の空き家活用は、
まだまだ長年の固定観念が強く、
古くなったら壊した方が良い、
といった考えが多いですが、
日本の空き家問題を解消するためには、
根本的な考え方を変える必要があると、
私は常々感じています。
「ここは駅から近いから売れる!」
「この家は古すぎて壊さなければダメ」
「このエリアは人気があるから売れる!」
といった不動産の常識を一度捨てて、
0ベースで考えるべきだろうとよく思います。
今回、海外のミーティングに参加したのは、
こうした固定観念を取り払うためです。
英語が喋れないから海外進出はしない、
という、古い固定観念を捨てて、
翻訳アプリでどこの国とも
コミュニケーションができる、
という新しい行動を手に入れました。
今は昔、時代は刻一刻と変わっています。
実家の空き家対策も、
時とともに変わっていきますので、
「新陳代謝」しながら、
尽力していきたいと思います。