【不動産オークション】実家を売りたい人も知っておきたい、メリットデメリットとは?
実家の売り方の一つとして、
昨日は「入札」という方法を
お伝えしました。
入札というと、
堅苦しいし、難しい。。と
思われた方もいるかもしれませんが、
簡単にいうと、入札とは、
「不動産のオークション」です。
不動産のオークションは
一般的になってきましたが、
それにもやはり
メリット、デメリットがあります。
不動産オークションで実家を売るには、
売る側の考えや都合はもちろんですが、
買う人の立場で考え、
買う人にとってもメリットがなければ、
効果的ではありません。
代表的なメリット、デメリットを
以下に挙げてみます。
◉不動産オークションのメリット
・価格や条件を競わせ、
より良い条件で、買い手を選べる。
・複数の参加者から価格を提示され、
価格の相場感がわかり、
取引の透明化が図れる。
・複数の購入希望者を一度に募集できて、
売却手続きも一度で完了できる。
・落札後のスケジュールも
事前にアナウンスしておくことで、
スケジュールに合った
購入希望者を探すことができ、
スムースに売却手続きを進められる。
◉不動産オークションのデメリット
・そもそも不動産オークションに
参加する人がいるのかどうか?
都市部であれば、
購入希望者も複数見込めるが、
地方や郊外など需要が少ない地域では、
参加者がいないことも十分あり得る。
・参加者は、
落札できるかどうかわからないのに、
お金の準備をする必要がある。
特に融資を利用する場合は、
時間も手間もかかり、
落札できなかった場合は無駄になる。
・オークションの方法や売却条件など、
公平にオークションが行われるよう、
一定のルールづくりをする必要がある。
以上、代表的な不動産オークションの
メリットデメリットを挙げてみました。
オークション参加者の立場で考えれば、
簡単にいうと、
公平な取引はできるけど、
落札できないかもしれないのに、
いろいろ手続きするのは面倒
ということになります。
オークションに出ている物件に、
それなりの希少価値があるなら、
手続きが面倒でも、
落札できるように動くでしょうが、
そもそも、なかなか売れなかったり、
需要が少ない地域であれば、
オークションに参加してまでも、
買う必要はないということです。
不動産オークションも
実家を売却する手段としては、
選択肢の一つですが、
オークションに参加してまでも
買いたいと思う家かどうか?
買う側の立場に立って、
検討してみてくださいね。