【地価LOOK レポート】都市部の地価の動きに大きな変化あり
昨日、国土交通省から、
令和2年第二四半期の地価LOOKレポートが
発表されました。
◉主要都市の高度利用地地価動向報告
~地価LOOKレポート〜
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000045.html
◉主要都市の地価動向は
これまでの上昇傾向から大きく変化 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001359471.pdf
※上記いずれも国土交通省HPより
今回の調査は、
令和2年4月1日〜7月1日の地価動向を
調査した結果です。
今回のレポートによると、
調査対象の100地点のうち、
令和2年第一四半期は、
70%を超える地点で上昇傾向だったのが、
今回の調査では、1地点を除き、
横ばい、下落傾向という結果になりました。
新型コロナウイルスの影響を
最も受けている期間で
緊急事態宣言前後から、
今現在の感染拡大の初期の頃の
地価動向を表しており、
今の日本の状況を
リアルに表している結果となりました。
新型コロナウイルスの影響による
不動産購入の買い控え、様子見は、
実務でも容易に感じられます。
問題は、この結果を受けて、
これからどうしていくかです。
収束の目処が立たない中、
不動産市況も決して良い兆しは見えません。
しかしながら、
この状況下でも販売は好調と言っている、
不動産業者もいくつかは見かけます。
不動産が売りづらいこの時期を見込んで、
割安の価格設定が多くなったり、
値引き交渉がしやすいなど、
「売れている」というよりも、
「売っている」とか「在庫処分」
のようにも感じます。
不動産は関わる業界や分野が多いので、
不動産業界の良し悪しは、
他の業界や分野にも大きく影響を及ぼします。
また、空き家の実家の活用方法次第でも、
日本全体での不動産の動きも
大きく変わってくることでしょう。
次回以降の調査結果を
今回より良くするために何をすればいいのか?
今回より良くするために何をすればいいのか?
日本の不動産に関わる一員として、
今の状況を一刻も早く改善できるよう、
尽力していきたいと思います。