【誰でもできます】実家の価格の調べ方
実家がどのくらいで売れるか?貸せるか?
を知る目安として、
本日は誰でもできる
実家の価格の調べ方をお伝えします。
1、実勢価格
実勢価格とは、
実際に取引されている価格です。
実際に売却されている物件の価格を見れば、
大体の相場感はつかめます。
具体的には、以下に記載した
3大不動産情報サイトをみてください。
・SUUMO
・アットホーム
・HOMES
家を買おう、借りようとする人は、
このどれかのサイトを
必ず見ているはずです。
これらの不動産情報サイトで、
実家のあるエリアに掲載されている、
売買、賃貸物件をまずは見てください。
細かい条件は、
最初は無視しても構いません。
どのくらいの価格帯の物件が、
販売されているのか、募集されているのか、
まずは価格帯を把握してください。
2、公示価格
公示価格とは、
土地の実際の取引の参考になる価格です。
国土交通省から情報提供されている、
以下のサイトをご覧ください。
◉国土交通省地価公示・
都道府県地価調査
都道府県地価調査
実際に取引されている物件が少ない場所は、
3大不動産情報サイトを見ても、
掲載されていないことも多々あります。
一般的には、
実勢価格の方が、公示価格より高いですが、
上記サイトから、
実家のあるエリアの公示地価を確認して、
それより少し高いくらいで
取引されるイメージをするといいでしょう。
場所によっては実勢価格の方が
安い場合もありますが、
まずは目安として
捉えていただければと思います。
3、固定資産税評価額
3大不動産情報サイトを見ても、
公示価格を見ても、
掲載されていないエリアもあります。
そんな時は、毎年5月頃に届く、
固定資産税の納付書を見て下さい。
そこには
「固定資産税評価額」という金額が
記載されています。
この固定資産税評価額は、
概ね公示地価の7割が目安になっています。
したがって、公示地価がわからなくても、
納付書から固定資産税評価額を見て、
固定資産税評価額÷0.7 で計算すると、
公示地価の目安がわかります。
公示地価がわかれば、
2、でお伝えしたように、
実勢価格と公示価格を比べて、
おおよその実家の金額を
把握することができます。
以上が、
実家の価格の目安の調べ方です。
お気付きかと思いますが、
この価格は、
あくまでも土地のみの価格です。
築30年、40年といった古い建物は、
一般的には価値はないとみなされるので、
古い実家の価格の目安としては、
土地価格のみでの判断でも構いません。
ただ、古い建物は
解体する費用も考慮しなければなりません。
次回は、
解体費用をどう考えれば良いか?
お伝えしますね。