【実家の登記内容を知る】登記情報でわかる不動産の概要とは?
本日は、
昨日お伝えしました登記内容について、
そのチェックポイントをお伝えします。
登記内容には、大別すると、
不動産の概要と不動産の権利
があります。
本日はまず、
「不動産の概要」について、
そのチェックポイントをお伝えします。
◯所有している不動産の数
実家の土地、建物といっても、
土地と建物が一つづつとは限りません。
特に土地については、
・私道分を持っている、
・人に貸している土地がある、
・実家がある土地が二つに分かれている、
などなど、
複数の土地があるケースは多くあります。
まずは、
実家の土地と建物がいくつあるのか?
権利証または登記識別情報にて
確認してみてください。
所有している土地や建物によって、
活用の仕方も大きく変わってきます。
◯広さ(土地・建物)、建物構造
これは
権利証・登記識別情報・不動産登記情報
のどれをみてもわかります。
数字が書いてあるところがありますので、
土地や建物の広さを確認してください。
複数の土地を隣り合って持ってる時は、
その合計面積を確認してください。
また、建物については、
「構造」という欄に
「木造」「鉄骨造」
といった具合に記載されています。
建物の構造は、
リフォーム等の工事内容や、
あとどれだけ建物が持つのかを
把握するのに必要な情報です。
◯築年数(建物)
建物の不動産登記情報を見ると、
「昭和〇〇年◯月◯日新築」
といった具合に、
その建物が建った年月日が
記載されています。
この年月日を知ることで、
実家が建ってから
どれだけ経過したのかがわかります。
この築年月日は、
実家の活用にあたって、
様々なシーンでチェックされます。
特に耐震基準を確認する時に、
この築年月日は大きく関わってきます。
一戸建ての場合は、
概ね昭和57年以降の建物は、
現在の耐震基準(新耐震基準)に沿って、
建てられていると判断できます。
以上、
まずは押さえておきたいポイントを
挙げてみました。
言葉にすると
難しい表現になってしまいがちですが、
目を通していただければ、
なんとなくでもわかります。
ぜひ一度目を通してみてくださいね。