【意外と多いです】あなたの実家は、違法に建築されていませんか?
昨日は、
空き家の実家の活用の際に、
「建築確認済証」「検査済証」
があることで、
その家が
安全だったり、基準に合っていると
判断できることをお伝えしました。
手元にそれらの書類がなくても、
建築した時に手続きをしていれば
役所に行くとその記録があるのですが、
その役所に記録がない場合があります。
何故か?
それは
建築確認済証や検査済証を取得する
手続きをしていないからです。
もっと言うと、
役所に建築する許可を得ていない、
基準通りの建物を建てていない
ために、記録が残らないのです。
そんなことあるの??
なんて思うかもしれませんが、
結構あるんです!
よくあるのは、
基準通りの設計図で
建築の許可(建築確認)は取得しておいて、
実際には設計図と違った建物を建てる
といったパターンです。
さすがに、
建築の許可はとっていない場所に
家が建ってしまったら、
役所だけでなく、周りの人からも
「なんでここに家を建ててるの?」
とあからさまに怪しまれるし、
気付きますよね。
家を建てる許可だけはとっておけば、
「家を建ててもいい」という体裁は整うので、
周囲にも一応のアピールはできるわけです。
そして実際に建てる建物は、
広さや間取りなどを設計図と違うもの
といった具合で、
基準にあっていない「違法建築」の家が
存在しているのです。
違法で建てた家は、
本来建ててはいけない家ですから、
役所に知られないように届け出ない、
だから、役所に記録がないわけです。
今は、違法建築で建てる家は
ほとんど見かけませんが、
こうした違法建築で建てた家は、
実家が建てられた40年以上の前から、
平成に入ってからも結構あります。
したがって、役所に
「建築確認済」「検査済」の
記録がない場合も意外と多いのです。
これらの記録がないと、
実家の活用をはじめ、諸々の手続きで
諸々の手続きに影響が出ることも
多くあります。
あなたの実家は、
違法建築ではありませんか?
実家の建築確認済証や検査済証は
一度確認してみてくださいね。