【売却金額が下がります】融資が利用できない実家の条件とは?
昨日は、
金融機関の融資の基準について
お伝えしました。
金融機関の融資が
利用できるかどうかによって、
不動産を売却するときの
価格に影響が出てきます。
不動産の売却金額に影響を及ぼす
主な項目には、
以下のようなものがあります。
・利便性
・周辺環境
・広さ
・方位
・道路付
・土地の形
・築年数
・間取り など。
これらの項目は
どんな不動産も
必ず表現できる項目で、
不動産査定をする上で、
最も基本となるものです。
この他、金融機関の査定に
大きな影響を与えるのは
以下のような条件です。
・建て替えできない家
・法令に違反した家
・借地権
・事故物件
・競売物件 など。
こうした条件が、
あなたの実家に該当していたら、
実家の売却は難航する
可能性が高いです。
なぜなら、これらの条件は、
◯利用方法が
大きく制限される。
◯コンプライアンス
・モラルに反する。
◯自分の力では解決できない。
といった、
大きなマイナス理由があるため、
金融機関が
融資をするか、しないか?
に関わってくるためです。
具体的に、
査定に大きな影響を与える理由を
挙げてみると以下の通りです。
◯建て替えできない家
→建物が建てられないので、
利用の仕方が、大きく制限される。
◯法令違反の家
→コンプライアンスに反する。
仮に法令にあった家にすると、
今と同じ条件で利用できない。
◯借地権
→権利を売買するので、
担保にする現物がない。
◯事故物件
→自殺や事件があった物件は、
住んだり、利用するのに
心理的に抵抗がある。
◯競売物件
→所有者を立ち退かせたり、
所有者の財産を奪うことにつながり、
人道的な問題に関わる。
こうした条件に当てはまる物件を
購入検討している人は、
金融機関が融資をしてくれない
可能性が高いので、
現金での購入を検討せざるを得ません。
そもそも利用に制限がある物件を、
融資を使わず、手出しのお金を
多く出す人は少ないので、
自ずと金額は下がります。
仮に融資が使えても、
金利が高かったり、
融資金額が少なかったりするため、
購入者の負担が大きくなり、
やはり、
相場より安くせざるを得ません。
融資を受けられるかどうかは、
どれだけ高く、早く売却できるかに、
大きく関わってきます。
売却しようとする実家が、
上記に挙げたような
融資に該当しない条件があるかどうか?
確認しておいてくださいね。