「親なきあと」に必要な家
昨日、
以下の団体の法人設立説明会に
出席してきました。
◉一般社団法人
ケアラーアクションネットワーク協会
(以下CANといいます)
(以下CANといいます)
「障害や疾患や難病のある人の
きょうだいと家族をサポートする」
これがCANが目指す「志明」です。
障がいを持った人だけでなく、
一緒に歩いていく、
兄弟・姉妹、家族のケアも大事だよ、
というところにフォーカスし、
取り組んでいこうととされています。
私も兄が障がい者であり、
「きょうだい」と呼ばれる一人です。
多くの同じ境遇の人たちが集まる
このCANには、
皆が感じている想いや悩みを
共有できる場です。
このブログでは、空き家の実家を
障がい者グループホームへ活用することを
提案していますが、
障がいを持った人が住む場所の確保は、
障がいを持った人だけでなく、
共に歩いていくきょうだい・家族にとっても
切実な問題です。
親が亡くなった後、
どこで、どうやって暮らしていくのか?
将来にわたって、
安心して暮らせる住まいを確保できるのか?
このことは、きょうだい・家族が抱える、
大きな問題のひとつです。
今空き家の増加が社会問題になっている中、
障がい者の住まいを確保したいニーズとは、
需要と供給がマッチしているところです。
障がいを持った人の将来のため、
きょうだい・家族の将来のために、
CANの活動は大いに期待するところであり、
私も不動産業界に身をおく立場として、
住まいの点から力になっていきたいと
想っています。