「現金」を相続したら、何しますか?
「現金」と「実家」、どちらを相続するか?
そんな選択肢があったら、
あなたはどちらを選びますか?
もちろん、金額とか実家の状況によって、
答えは変わってくるとは思います。
現金は何かと使い道がありますから、
やはり選びたくはなりますよね。
自分が欲しいものを買うのはもちろん、
将来の生活に備えた貯蓄や保険、
お金を増やすための運用・投資、
マイホーム購入資金、
など、使い道は多様にあります。
日本人は世界の国々に比べると、
まだまだ投資・運用へは積極的ではないので、
いつどんな時にでも対応できる
現金保有を選択されることも多いと思います。
しかしながら、
現金は使わなければ、何も意味はありません。
銀行に貯金しても、
0.2%とか0.3%といった超低金利、
預けて増やすなんてことは、
遠い、遠い、昔話になりました。
現金は使えばなくなります。
自分に必要なものだけを買っていれば、
現金は増えず、いつかはなくなります。
現金をさらに増やしたり、資産をつくりたいなら、
現金を投資・運用に充てることになります。
現金を、
資産を創る「道具」として利用できるなら、
今の時代に
現金を持っている意味はあるでしょう。
もちろん、
相続した現金をそのまま貯金して、
自身のライフプラン を見据え、
計画的に貯金を取り崩す選択もあります。
それはお金の使い方として、
大きな選択肢の一つですし、
むしろ、考えるべきお金の使い方です。
要は、現金を相続しても、
何もしなかったり、消費しているだけでは、
何も意味はない、
ということです。
極端に言えば、
「現金たくさんあるから、
もう何もしなくても大丈夫!」
なんて考えでは、お金はなくなります、
ということです。
親から相続した大切お金だから、
大事に使わなくては、、
という考えは、ごもっともですが、
大切なお金だからこそ、
減らさない努力、活かす努力も必要です。
もっと言えば、
お金を残してくれた親のように、
自分の子供や後に続く人たちに、
残すお金をつくる努力もすべきしょう。
現金を相続するなら、
ただ貯金する、生活に使うだけではなく、
「十分に活かす」方法を
考えて欲しいところですね。
考えて欲しいところですね。