【空き地の使い道】建物があるのと、ないのとでは、大違いです
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先日、学生時代の友人から、
親から相続した土地の相談を受けました。
栃木県内のある土地だったのですが、
父親がなくなり、相続したものの、
将来利用する予定もないため、
このまま持っていた方がいいのかどうか?
という相談でした。
相続世代のストライクゾーンになった、
私たち世代は、
今回の相談に限らず、
土地を相続した人は多くいます。
今振り返ってみて気づくのですが、
今のアラフィフ世代の人は、
平成バブルに向かっている時が学生時代で、
土地の価値は必ず上がるといった、
いわゆる「土地神話」があった頃です。
親世代も将来の資産形成のために、
場所を選ばず、いろんなところに
土地を買っていたように思います。
今回のご相談以外にも、
いつか売ろう、いつか建てよう、
という想いで親が買った土地のご相談を
複数受けているのですが、
いずれも、
今となっては、価値も上がらず、
人もなかなか住まない場所になっていて、
どうしたものか・・と、
頭をフル回転させて考えているところです。
同じ相続した不動産でも、
建物が建っている土地と
何も建っていない土地とでは、
活用という点では、全く違ってきます。
建物がある不動産、
つまり一戸建て住宅やアパート、別荘などは、
いくら古くなって、ボロボロであっても、
何かしら利用する事はできます。
リフォーム・リノベーションして住む他に、
倉庫や事務所、宿泊所、社員寮、保養所など、
今の時代に必要な利用方法は
いくらでもあるものです。
しかしながら、土地の場合は違います。
土地の利用の仕方の代表的なものは、
畑(家庭菜園)、駐車場、資材置き場、
太陽光パネル設置、
といったところですが、
ある程度の広さが必要だったり、
事業性が高い利用の仕方になります。
いずれ価値が上がるだろうとか、
いつか家を建てて使おうと買った土地は、
一般住宅程度の土地の広さが多いので、
意外と需要は少ないです。
不動産業者に買ってもらおうにも、
需要があまりないところでは、
いくら安くても買ってはくれません。
なので、
遠方の土地をどうしたらいいのか?
というご相談は、
なかなか頭を悩ましますが、
そうは言っても、
私たち世代の共通の悩みでもあるので、
放っておくわけにもいきません。
決して他人事ではありませんから、
経験、人脈、情報をフルに活用して、
悩める2代目世代のお役に立てるよう、
尽力していきます。