あなたの実家の地盤は大丈夫ですか?
先日、
取引先の地盤調査会社の方と、
お話する機会がありました。
その時は、
諸々の事務手続き等の
打ち合わせだったのですが、
この地盤調査会社は、
私が起業以前からのお付き合いで、
多くの地盤調査を行なっていただきました。
土地の良し悪しは、
立地や利便性だけではありません。
地震災害時にはよく話題にのぼりますが、
立地が良くても、
建物を建てる土台となる地盤の良し悪しで、
その建物が有効に、長く、
活用できるかどうかが決まります。
その地盤は、
実家を売却する際にも無関係ではありません。
築年数の古い建物は、
あとあと何か不具合が起きても、
売った後の責任は負いません、
ということはできますが、
土地の場合はそうはいきません。
契約の内容にもよりますが、
土地についても、
あとあと不具合が見つかったら、
一定期間、売る側の責任はあります。
土地についての不具合というと、
・地面の中に何か埋まっている。
(浄化槽、井戸、ごみなど)
・地盤の強度や質に問題がある。
(沈む、軟弱など)
といったこと大きな問題になります。
これらのことは、売る側が
知っていること、知らないことがあります。
地面に何か埋まっているかどうかは、
親や親戚などから聞いていて、
状況がわかっているケースも多いですが、
地盤の良し悪しは、
調査しなければわかりません。
「昔地震があって土地が沈んだ」
といったような、
あからさまな被害があった場合は、
ある程度の地盤の状態は想像できますが、
同じエリアでも、
その土地の深さや場所によって、
地盤の状態は違いますので、
地盤の良し悪しを知るには、
専門的な調査が必要です。
あなたの実家は、どんな地盤なのか?
知っていますか?
実家の売却や活用にも関わってきますので、
次回は知っておきたい基本的な内容を
お伝えしますね。