実家を家具ごと売却するには?
昨日は、
「使えなくなった家具ごと、
実家を貸す」
事例をお伝えしました。
本日は、
粗大ゴミになりそうな家具や家電を、
ゴミにしない活用方法のもう一つ、
「使えなくなった家具ごと、
実家を売る」
場合について、お伝えします。
このやり方は、簡単にいうと、
購入される顧客と、
必要なもの、いらないものを
打ち合わせて、
必要なものは置いていく、
というやり方です。
いたってシンプルな形ですので、
どんな売却物件でもできます。
売買契約にあたっては、
契約書や重要事項説明書といった
メインの書類に加え、
付帯物表、物件状況報告書という、
家に付属しているものや
家の状況を伝える書類がありますので、
この書類に
置いていくものとその状況を記入して、
買主に伝えます。
注意点としては、
置いていく家具や家電については、
一切責任は持たない
ということです。
売る側としては
好意で置いていくことになりますが、
置いていった家具や家電が
壊れたり、使えなくなったとしても、
買主で処分するなり、
修理するなりしてもらうことを
書面に記載するなどして、
明確にしておきます。
常識的に考えて、新品でさえ、
1年や2年の保証期間のものを、
何十年も前のものの品質や動作など、
責任は持てませんよね。
そもそも、
築40年以上経っているような古い家は、
物件を引き渡した後に、
建物自体に不具合が見つかったとしても、
個人が売主の場合は、
責任がないようにするのが一般的です。
(瑕疵担保責任免責と言います。)
建物であろうと、家具・家電であろうと、
古くなれば、
それなりに不具合は出てきます。
良識的なことではありますが、
引き渡した後は、
買主で対応するように、
責任の所在は明確にして、
家具・家電ごと実家を売却するのを
検討してみるといいですね。
検討してみるといいですね。