自分の将来を考える時の、保険と空き家活用の違いとは?
昨日は、
自分の老後資金をつくるにあたって、
もっと生命保険を組み込んだ方が良いと
思ったことをお伝えしました。
「老後資金をつくるのに、
不動産と保険の違いって
なんだろう?」
と、ふと考えてみましたが、
たどり着いた結論は、
不動産は
「自分が動かないと、
お金は動かない」
のに対し、
保険は
「自分が動かなくても、
お金が動く」
ということでした。
このブログは
空き家の実家の活用がテーマなので、
「空き家」という不動産で考えますが、
空き家は、売るにしても、貸すにしても、
売るため、貸すための行動をしなければ、
何もお金は動きません。
むしろ何もしなければ、
家が廃れ、草木が生い茂り、
大きな費用が発生する
可能性があるくらいです。
そして、
買ってくれる人、借りてくれる人
がいることが必要です。
つまり「人対人」で、
お金が生まれるということです。
その「人対人」でつくるお金だけに、
自分が希望する金額や時期に、
必ず「売れる」「貸せる」という
保証はありません。
よく不動産は「縁物」と言われます。
良く言えば、
人との出会いや縁によって、
大きなお金が生まれるわけですが、
悪く言えば、
不確定要素が高いということです。
対して、生命保険は、
保険に加入する段階で、
一定の条件になった時に、
お金が動くことが約束されています。
「契約ごと」なので、
自分が動かなくても、
自分自身に何か起こった時に
お金が動きます。
(もちろん保険金の請求は必要です。)
あらかじめ契約で決められた
「状態」になった時に、
あらかじめ契約で決められた
「お金」が動くので、
人生設計の予定が立てやすいわけです。
要するに
「将来の計画性」
ということでは、
空き家活用よりも、
保険の方が向いているということです。
とはいうものの、
自身の将来を計画するのに、
空き家の実家の活用が向いていない
というわけではありません。
むしろ「不確実性」という
空き家のデメリットが、
自身の将来を計画するのに
必要でもあるのです。
続きは次回にお伝えしますね。