意外と気づかない、「雨漏り」に要注意!
沖縄、奄美地方では、
もう梅雨明けの報道がりされましたね。
今年は梅雨といっても、
あまり雨が少ないような感覚で、
この数日は関東も梅雨明けしたかの如く、
強い日差しが照りつけました。
そんな例年雨が多い時期に
発生する家のトラブルが
「雨漏り」です。
「雨漏り」です。
私も何回か、雨漏りの現場に
駆けつけたことはありますが、
雨が入ってきた場所や
室内で雨漏りしている箇所によって、
雨漏りの状況は違ってきます。
天井からポタポタと
したたり落ちてくることもあれば、
家の中の構造材を伝って、
じんわりと滲んでくることもあります。
室内の雨漏りしている箇所から
雨が伝わりそうな箇所をたどっていくと、
およそ雨が入ってくる箇所を
推測することはできますが、
状況によっては
詳しく建物内を検査しないと、
雨が入ってくる箇所を
特定できない場合もあります。
雨が降っているときに、
実際に雨漏りしていたり、
雨漏りしている箇所が明確にわかるなら、
補修やメンテナンスも比較的容易ですが、
問題なのは、
雨漏りしていることに気づかない場合です。
これはどういうことかというと、
例えば実家が空き家になっていて、
年に1〜2回とか、
ほとんど家に人がいない場合、
雨漏りした箇所が乾いてしまって、
気がつかないこともあり得るのです。
空き家になっていても、
室内の目立つ場所で、
ポタポタと滴り落ちたり、
滲み出る雨が多かったりすれば、
あからさまに濡れた後やしみが残るので
雨漏りがわかる可能性は高いですが、
少しずつ滲み出るような雨漏りだったり、
人目につきにくい箇所だったりすると、
雨漏りの痕跡が、乾いてしまって、
気づかない場合もあるのです。
その雨漏りに気づかずに、
年月が経っていくと、
建物の表面や構造材が腐ってきたり、
カビが生えたりしてきて、
家の耐久性にも
影響が出てくる可能性もあり得ます。
たまに実家に帰ると、
窓を開けて風通しをよくすることは
あるかと思いますが、
そのついでに、
各部屋の天井や、
外回りの入り組んだ部分など、
雨漏りしそうな箇所は、
ざっと目で見て確認するだけでも
されるといいですね。
雨漏りがあったかどうかは、
家の売却や賃貸時に、
告知事項として相手に伝える内容です。
後々大きなトラブルにならないように、
可能な限りの予防や点検は、
しておきたいですね。